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空はポケットには入らない
それに気付いたのはいつだっただろう
今日もよく見ずに空は綺麗だと、決め付けている
届くことを諦めるように、未だに雲にも触れていない
久しぶりに早い電車で、帰っ ....
思い出だけで終わらないために
日々は刻まれて
小さく、はらりと落ちていきそうなものが
私の中で対流している
一番最後の麦藁帽子が
夏の見える丘の、少し西の辺りを
沈んでいった日のことを ....
想いはどこへ連れて行こう
涙はどこで手放そう
忘れられないことばかりを持って
僕らは何度もここに生まれた
円く繋がった道を歩こう
いつまでも終われない街を抜けよう
ガードレールの上で両 ....