すべてのおすすめ
しめった風が頬をなでるのをやめ、
埃のような雲霧が二人の呼吸を失わせていく
白くかすんだ記憶の中で
街灯だけは飴玉のように赤く潤んでいたが
  
  私はそこにいるはずなのか
  そうでな ....
1.

すき
きらい
どちらでもない

ひとひらの

花びらを海辺にすてに行く
指先が君を呼びかけていて、長袖を捲ることが
できない
もう知ってるんだ

この先で
海辺の声 ....
あまりよく、覚えていない

ふらふらと適当に帰りついた夜
白く重たいドアの先で
お父さんが
ガチガチに冷凍されていて
あれ、しっかり保存されていたんだ
そうドアの前の過去に
気が付つい ....
大村 浩一さんの二瀬さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
喪失の仮面- 二瀬自由詩17*08-9-3
海辺の理由- 二瀬自由詩35*08-7-28
- 二瀬自由詩16*08-7-12

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する