すべてのおすすめ
左腕だけが鋏に火に触れる



指五本喰らうべくして音喰らう



月尽きて地に声低く骨の笛



水滴をはらうが如く己れ斬る



塩を越え空の辻 ....
暖房やあなたは紐の多い服
 
おじさんは生きてって言う冬の蝶
 
朝礼の真中を進め砕氷船
 
冬眠や父は微妙に膨らんで
 
着ぐるみの覗き穴から初景色
 
袖口がほんのり臭い春隣
 ....
アーモンド舌噛んじゃった冬日かな 黒鍵の押されて戻る五月闇 
 

桜桃忌知らない人と手をつなぐ
 

火取虫それは愛かもしれないし
 

まっさらな手首でかきまぜるプール
 

かさぶたのやわくなるまで水 ....
父去りて夏去りて今日ほどく紐



熱を捨て陽は降り急ぐ石の丘



涼やかな花には寄らぬ鳥と虫



触れるほど水はすばやく風深く



誰ぞ置く錆びし{ルビ ....
うつし世は春雨なりき芝居果つ

渡り廊下の左右より春の闇

洗ひ髪夜しか逢へぬ人と逢ふ

揚花火仰ぐ横顔盗み見る

首筋に跡を残せし残んの蚊

衣かつぎ妻は家では酔へぬも ....
水仙の似合ふ家族に招かるる

夕影に音無くこぼれ花辛夷

蒲公英やサーカス団の来てゐたる

駅前の鳥獣保護区風薫る

青空に溶けて仕舞いし雲雀かな

渡し舟落花の水に待ちゐたる
 ....
渦巻二三五さんの俳句おすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬に会え- 木立 悟俳句409-10-26
冬萌え。- 石原ユキ ...俳句6*08-4-26
冬日2- A-29俳句5*08-2-27
矢印- 石原ユキ ...俳句5*08-1-17
ノート(風にあれ)- 木立 悟俳句9*06-10-18
半仙戯- 佐々宝砂俳句603-12-30
ゆうだち(みーこに)- にゃんこ ...俳句203-9-16

Home