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傘を持つ手では君の手は握れない
君は僕の右腕に左腕を絡ませて寄り添った
ちょっとくすぐったくて恥ずかしい
そんな些細な幸せが大切だと最近になって分かった

上野動物園 あいにくの雨だけど
 ....
知ってる きみは
ぼくがあの果実を腐らせたこと
一度だって責めようとしないのは
何も美しくないことをしっているから



荒廃する天のように!



神が破水したバジリカで
背 ....
嘘をついた。

自分の身を守る為の嘘だった。

しかし、家に帰って気が付いた。

どうして、心が泣いているのだろう。

それから、一週間後。

嘘を嘘だと、言えました。

そし ....
今宵三日月に
金星が近づき
かの異国の旗が
夜空に大きく浮かんでいます
憤りさえ吐き出せなくなったのが
一体いつからかなんて しらない
獣のように直線上で叫べない
だから きみに聞こえない

余命二ヶ月のこどもが
弟(か妹かはわからない)の息づく
母親の腹を ....
傷ついた体に
油を注いだ
きしみが取れた
それでもカタンコトンうるさい

蒸気を上げ
背景を塗り替え
今日も頑張る
毎日動かす。

傷ついた心に
愛を注ぐ
癒された
美味しい ....
ああもう、きゅうくつな生活はこりごりだ。
みんな、僕をわらってくれ
おもしろがって、笑ってくれ

愛し合って、おちゃらけて
くそまじめに遊ぶんだ

生命を尊び
愛し
太 ....
春風が並木林の新緑をくすぐり

陽気な太陽が青い空によって

その光をろ過される

蓮華の花にミツバチがとまり

目と鼻の先のたんぽぽが

甘い黄色を覗かせる

脈々と続く ....
月には 兎が住んでいて 十五夜に向けて 毎日お餅を搗いている。
北極には サンタクロースが居て クリスマスに向けて 世界中の子ども達皆の
プレゼントを 毎日用意している。

ふと、目に付いた絵 ....
狭い場所に隠れて紅色の千代紙 汚す指先
日が暮れたのかどうか 誰にもわからない
落書きまみれの背中 千代紙をかえす

暗い朝にのまれて紅色の千代紙 汚す指先
何が悪いのかなんて 誰にもわから ....
風が吹く
目の前に白い綿毛が舞う
足元を見るとタンポポがいっぱい咲いている

腰を屈め綿毛になった花をひとつ摘む

また風が吹く
私の手の中から綿毛が飛び去ろうとする
その綿毛をぐしゃ ....
なにかを すべて
ときはなした おとな
なんて ひとりもいない
どこにも いない

だから 
わかったような かおして
したりがおの
おとなのことば
きくひつようない

そして  ....
あの暗さは
助手席の母さんとハンドルまわす父さんの背中

トンネルは楽しむためにあるのだと思っていた
トイレットペーパーの芯をのぞいて見える景色
オレンジのライトとゴーという音が見えてく ....
どんどん沈んでいく太陽が

真っ赤に燃えていた

見とれていて僕は今日がもうすぐ終わると感じた

今日が終わり明日が来る

今日も何もしなかった僕にも明日が待っている

ほとんど空 ....
“この世にかわらぬものなんて無い”

嗚呼 想いはなんて不確かな幻――

今まで否定していたものが
嘲笑うように裏付ける状況
今まで肯定していたものが
足元から崩れ落ちる現実

嗚呼 ....
君が僕で有ることは

不可能で

僕が君で居る事も

不可能だ

君の心は
僕の心では無いから

君の心なんて分からないし

僕の心は
僕以外の誰のモノでも無いから

 ....
太陽は 生き絶えた
俺の 孤独も 持っていって
俺って 言葉 使わない?

寒い
太陽は 盲目なんだ
俺の 友人も 行ってしまった
俺を 連れていって

どこへ 行っても
俺は 一 ....
街は静か
車の中には甘酸っぱい芳香剤の香り
夏を告げる音楽
じりじりと焼け焦げていく人を知らない人
海が未だにきれいだと信じている人
愛してるが口癖な人
体はきたないものなの
それでも抱 ....
私はまだ
この場所から動けない
日が沈み
また日が昇り
そうしてつちかった
歴史のひずみに
取り残されたまま

私はまだ
この場所から離れられない
君との約束を果たすために
あの ....
深き森に眠る姫は

子どもの頃の夢を見る

夢に堕ちたアリスは

眠る姫にほんのりと頬を寄せ

狼を犯した赤ずきんが

ゆっくり、ゆっくりと

月を仰ぐ


満月が見た夢 ....
 ガチれ バトれ 潰して壊せ
 始めましては苦手でございましょ
 押忍VS押忍の雄バトル所望でしょ
 滅すVS滅すの雌バトル所望でしょ

 話は早い 試合は居合い 即・発・斬
 どっちが強 ....
寂しさは忘れてしまえる
それが怖くて 怖くて

犬を撫でていると
怯えた体が小さくなっていって
首輪の鈴になります

だから寂しくなかった

一人で生きていけることを知ったとき
夜 ....
繋ぎ合わせた言葉の隙間から
意味が零れ落ちて
ちっぽけな姿を露わにしてしまうから
私は口を閉ざすのだ
「部屋の中」がなくなっていく
「部屋の中」にあったものは
外へと押し出されてしまう
殺風景だと思ってたのに
床、天井、壁
結構いろいろなものがあったので
少しびっくりする
やがて ....
    病窓のむこうにはあふれていました
ゴールデンウイークのうきうきしたひかりが
 中庭の木立のあいだにもながれていました
       みどりに薫るそよとのかぜが
             ....
俺が言っていた人生と言うのは
実は人生ではなく
青春だった

窓辺から飛ばす紙飛行機
いつか失速して落下して
惨めに土へと還る

結局 君を受け止めるのは
この2本の腕
5本の指
 ....
序列と権威から遠く
(そうであることが必要だった)
ぼくは夢の ドミノたおしの黒幕を
暗殺するため たったひとつの武器である
ことばを 自分自身へ向けたのであった 
終電逃して深夜のファミレス
ドリンクバー
コーヒーは苦手だから
メロンソーダを飲みながら本を読む

お店の中がなんだか騒がしい
ふと目をそらすと小学生くらいの子どもたちがいる
泣いている ....
人生はゲームではない
だから攻略本など存在しない
やるべきことなんて本当はない

自分で決めること


それでも


器用に生きていたいと願う
勝ち続けていたいと願う
悲しみか ....
この祈りは誰にも届かないまま
虚空を彷徨いながら
静かに煙を巻き上げて
消えてしまった
最初から
そこには何も
存在していなかったかのように

誰かに見えない糸で操られ
無機質な感情 ....
メルローさんの自由詩おすすめリスト(127)
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