ぼくは詩人
きまりというものは
人によっては自由でもある
今日もまた
朝の散歩をしていると
少年たちに出会いました
宿題で作文を出されて
何を書こうか
と話し合っていま ....
いつもの儀式
朝起きると缶コーヒーを買いに行き
水まきしているおじいさんと
天気の話をする
僕の存在理由
ちっぽけな理由
僕の選択肢には死はない
ただもくもくと明 ....
あたらしいいのち
を
ふきこむのはあなた
このてのひらに
ただ一度
抱き締められた
その腕は
遠い日の
引き潮のように
わたしを
つれていってしまいました
ここにいる
わたしは
こい を
しているのですか
こい を
してい ....
「ありがとう」という詩を書こうと思った
普段うまく言えない言葉が
胸の奥でうずくまっている
いま目の前にいる人に
何か理由をつけて言いたくなった
「ありがとう」
たった五文字の言葉を
僕は ....
満開を待つ桜に
雨がふっている
なんだか
うつむいて かなしそう
いったいわたしは
この桜に
なにを重ねているのだろう
手をのばせば
やわらかい陽射しに
触れるよな
小川のせせらぎ
口笛さそう
‥足下にも
小指の先ほどの
ちいさなちいさな
あおい春
なっちゃんだって
辛いこと、悲しいことあると思うよ
みんなが寝静まった頃
こっそり泣いてるのかもしれないな
それでも朝には
こんなに笑顔
自分も頑張ろうと思う
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