すべてのおすすめ
なんとなく
名前を忘れたら
気持ちが楽になった
苦しみもなくなって
痛みもなくなって
しがらみもなくなって
名無しも悪くない
まるで自由みたいだなって
思えたのは束の間
....
何かに追われて
自分が見えなくなって
約束すら忘れて
遠い遠い道のりの途中で
出会いがあった
運命と呼ぶには
少し大袈裟な
そんな出会い
他人は他人
自分は自分
....
彼は人だった
選定の剣を抜くまでは
彼は人を捨て王となった
それが彼の運命だったのだろうか
国の為 民の為
幾多の戦場を駆け
黄金の聖剣を振りかざし
....
誰も知らない夜明け
誰にも聞こえない鳴き声
一羽のニワトリが高層ビルの屋上から
フワリと身を投げ出した
必死にもがいて羽ばたいて
自分にも飛べると思ったのかしら?
あなたは ....
気付かないうちに
また季節が巡り
なにげない日常の色が
景色に映っていく
変わり行く景色
変われない自分
微かな秋の気配
いつもの帰り道
ふと拾い上げた落ち葉一 ....
人の心が覗ける機械を
苦労に苦労を重ねて開発しました
世紀の大発明
とりあえず誰彼構わず
手当たり次第覗いてみました
・
・
・
世紀の大発明
とりあえず修復不能 ....
空 海 山 風 水 土
どんなに沢山の言葉をならべてみたって
一文字に思い浮かべるイメージに勝てやしない
解ってるけど
決して止められない
伝えたいのは景色じゃなく感動
....
今宵の透き通った月に誘われて
くり出した散歩道
頬をくすぐる風が
密かに運んでくれるのは
遠い夏の記憶
線香花火と消えかけの蝋燭
揺らめくあなたの笑顔
儚いのは時の流 ....
今日見えたものが
明日も見えると信じてるから
生きて行けるのですか?
さながら私たちは
籠の中の鳥にもなりきれずに
開け放たれた扉を
行ったり来たりの繰り返し
振り向けば ....
誰が決めるのか
人生には勝ち組と負け組と
そんなのがあるらしい
私は何組でもいいけど
可愛いおばあちゃんになれたら
それがなによりだなぁって
そう思う今日この頃 ....
疲れた体を
冷たいベッドに横たえて
昨日の夢の続きを再生しましょ
夢みたいな夢
現実よりもはるかに現実
どっちでも大して変わらないね
あら
どういう風の吹き回しかし ....
願いが時に邪魔して
ループして
あの頃の想いを
捨てきれないでいます
また今度の今夜
ずっと待ってていただけますか?
返事は色褪せた手紙でいいので
次は忘れないで下さいね ....
抜け殻になっていい?
退屈してたけど
面白いかもなんて
完璧なんて
程遠いのに
とまる事が
怖くなって
影ふみ遊び
繰り返して
いつの間に
日が暮れて
抜け殻 ....
夕焼けになって
曇り空も夢の中ね
大丈夫だよ
あたしたちは寝不足気味の眼をこすって
それでもここに居ていいみたいだから
明日は晴れるよね?
永遠なんて信じてないから
変わ ....
冷たい月までのデート
ゆっくりしてたけど
ラインは真っ暗だよ
道標が真っ赤になればいい?
逃げたいのね
始まりでしょうに
黒い夜の中を
乗り越えてあげる
通り雨が過 ....
押してだめでも
引けないときがある
一歩でも下がれば
負けてしまうと思うときがある
失敗しちゃう事も
それなりにある
後悔する事も
けっこう頻繁にある
でも意地を張 ....
いつもの時間
いつもの場所
いつもの景色
幸せな空間
それでいいと思う
何も欲しがる必要ないと思う
これ以上は望まなくていい
今がきっと最良だから
....
温かい人 冷たい人
どうやって決めましょう?
どこかの名前だけしか知らない国の不幸
嘆く事はできないの
だって私は飽食の国の住人だもの
誰かが言うわ
「あなたって冷たい ....
雨に打たれて考えてみた
意味とか理由とか
例えば私が
消えて失くなったとしたら
あなたは泣いてくれるのかな?
それとも
笑っていてくれるのかなぁ?
....
詩を書くって
一行の想いを百行に
百行の想いを一行に
あるいは
簡単な事を大袈裟に
大袈裟な事を簡単に
ふとそんな事を
思いながらの言葉遊び
捨てられてた子猫
拾ってあげられなかった僕だから
ずぶ濡れの君を
ほってはおけなかったんだよ
優しいだなんて思わないでおくれよ
ただの罪滅ぼしだって
そう思ってくれてかま ....
言葉という和音
目でとらえて
気付けばリズム
耳で追いかける
イメージ広がって
やがて
一つの世界
時に不協和音
リズムの向こう
....
今よりももっと
自分のこと好きになるには
今よりも少しだけ
あなたのこと好きになれば
いいのかな?
テストでいい点をとったら
「それでこそ俺の娘だ。」と
テストで悪い点をとったら
「俺の娘だからしょうがない。」と
いつも頭をなでてくれる
そんなあなたの娘でよかったよ
なん ....
人は時を渡り行く渡り鳥
出会いと別れを繰り返して
寂しくなんかないと
頬をつたうのは涙か雨粒か
風にかき消された言葉
微かに耳に届いた
とても独りじゃ持ちきれない荷物
「持ってやるよ。」って
ひょいとかついで
私の半歩前を歩くあなた
きっと顔は苦しそうなんだろうけど
背中は大きくて
とっても ....
誰も聞いてなかったけど
私は聞いといて良かったです
退屈な授業の合間にしてくれた
教科書に載ってないお話し
今すごく役に立ってます
「ありがとね せんせ。 ....
晴れた空はすがすがしいね
透きとおるアオは
憂鬱な気持ちも吸い込んでくれるから
でも雨降りも嫌いじゃないの
シトシト雨は
時間をゆっくりと進めてくれるから
....
想像の数だけ未来が存在のだとしたら
実は大して選択肢なんて
多くないのかもしれないね
なんて真顔で言うから
思わず吹き出しちゃたけど
私のたった一つの想像に
あなたとの未来 ....
壊れちゃったあたしのココロ
ギザギザのトゲトゲだったから
どこをどうくっ付けていいか分かんないの
?どこで買って来たの接着剤??
必死に直し始めたあなたに呆れ顔
....
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