すべてのおすすめ
生き様を考え
自然の中に溶け込み
あるいは
人のぬくもり抱かれて
限りある人生に
明かりを見つけよう
言霊という手段を使って
あらゆる物に命を吹き込む
それは尊い ....
その男は
昼過ぎまで寝ている
仕事はしていない
その男は
病気を患っている
統合失調症だ
その男は
一見普通に見える
病人には見えない
その男は
....
忙しく行き交う電車
その車窓から見る景色は
瑞々しい緑に栄えているのに
僕の瞳には虚ろに映るのは何故だろう
行き先案内のない我が行路
人々はただの虚像にしか写らなくて
....
振り落とされた
行き場のない気持ち
助けを求めて午後の公園まで泳ぐ
目に映るのはツツジの赤だけ
燻った気持ちに火をつけ
情熱の色にすがりつく
上空からひばりが襲撃
....
春の光よ
降りそそげ
我に
君に
太陽の季節の予感に
この胸の情熱よ
目覚めよ
新緑の風に吹かれる
緑の香り
その頬を
撫でていく
嗚呼 ....