すべてのおすすめ
帰宅ラッシュだった
階段で圧力に耐えかね
ひょろ長い女の背を
あわあわと胸で押してしまった
(押すなよおっさん!
おっさんではない
武士である
{ルビ法度=はっと}に ....
一、 銀色の背中
飯も喰わずに、カピが月ばかり見ているので
座敷に上げて訳を聞くと
長い沈黙のあと
神妙な顔で
片想いなのだという
いったいどこの娘かと問えば
まだ逢ったこと ....
ピクルスさんの佐野権太さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
武士のきもち
-
佐野権太
自由詩
34*
07-4-5
カピバラの事情
-
佐野権太
自由詩
41*
06-10-18
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する