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砂浜のない水たまりがさみしくて砂時計から補充した陸



さようなら ― もとは接続詞なのだから ― 悲しむ理由はどこにもない



「リコーダーを縦笛とよぶ日 ....
列車から{ルビ放=はな}った鮮花は孤児だから一枚一枚懐柔していく



長針の長さか短針の長さかと午前午後とも振り切れてなお



隣家の瓦のいろを確認する軋む板間にうぶ着の陽光
 ....
一.


舞いそこねた息が
蜜擦れしている

まつげのながさは
わたしたちのいのち




二.


等分できないものをささえる
ゆいいつの幕間
背泳される 水は
 ....
一.


青を
反故にした

よりも
事情がある

真昼につき、
雨はふらない




二.


鋏の持ち手が緑だったことから
分け合いたくない
ままの
手 ....
一.


春待ちゆびが
くちびるにふれて
かた
むね
こし

跳ねていく

抱きぐせがつくからだめよ




二.


ぱた ぱた
と舞う洗濯物を
清潔とす ....
清さこそ、いやらしいとは思わない?若い和尚の鼻梁にみとれて




アルコール分量わざと間違えて きょう 今 あなたに{ルビ手=た}折られたくて




ガールという字面で服を ....
ピクルスさんの簑田伶子さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【短歌祭参加作品】グッド・バイ- 簑田伶子短歌24*08-3-18
初夜- 簑田伶子短歌14*08-1-29
断片集「追水」- 簑田伶子自由詩18*08-1-24
断片集「間引く」- 簑田伶子自由詩37*07-12-6
断片集「幸せの庭」- 簑田伶子自由詩47+*06-4-15
【短歌祭参加作品】_ガール- 簑田伶子短歌13*06-3-7

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