すべてのおすすめ
熱い光はただ重なって
そっと重ねられて


渋滞した道でせわしなく鳴るクラクションも
軽やかに散歩する犬の太くて短い声も
光に飲み込まれてかき混ぜられて
珈琲に落としたミルクみたいにぐる ....
大切かどうかわからない記憶は
抱えていた膝小僧のかさぶたにある

転んだのは最近のことだったか
それとも遠い過去のことか
鉄さびのようなすすけた色は
かつて赤い液体であっただろうことを
 ....
Rin.さんのあ。さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
初秋、夕暮れに- あ。自由詩20*09-9-9
かさぶたの記憶- あ。自由詩20*09-6-12

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する