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空が欲しい・・・・って
ずっと想ってた
薄暗い部屋に
頑なに独りいる時も
さらに殻にこもって
傷ついた翼を
縫いつくろっている時も
空 空 空
歌うように ....
「えくぼ」
六月の風にゆれる
さくらの葉っぱ。
よく見たら
ぽつぽつ 穴があいている。
虫に食べられてしまったのだろうか?
穴は どこかの虫の命を みたして
穴は みずみずし ....
?
おやすみなさい
の 一歩手前で
あなたが瞼に口づけするたび
生まれて初めて目にした光
を思い出しました
ツキン、と 氷の欠片が飛び散って
あなたが狩人の鋭さでもって
....
大人になりたくない と
純粋に逃げ続けた頃は通り過ぎ
大人になれない と
不透明な迷路で行き詰まった頃に
私はあなたの詩にえぐられました
初々しさが大切なの
人に対しても世の中 ....