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よみがえる言葉を
踏みしめながら
いつの季節もささやかに鳴り
のびゆくはずが
逃げてゆけないものへと
落ち着いてしまった
あたらしく
おとを試して、
更 ....
つきの誘いにうみは揺れ
えいえんのわかれが
ちぎられてゆく
みずのかがみに映るのは
浮かびのひかりか
しずみのそこか
こたえをつかめぬまま
円い波だけが
のこされて
ここ ....
人それぞれに歩みは異なり
知ってか知らずか
寄り添い或いは遠ざかり
ときには
いずれが頭であるのかを迷いながら
もしくは迷われながら
人それぞれに
異なる歩みは終わらない
かくして ....
逢うことは必ずしも救いとならない
つかめない泡のなかで
幾百の約束は
いさぎよく果てるためだけに
咲き誇る
散りゆく夜の
風たちは
雨に満たずに群れをなす
寄る辺をしずかに願い ....
水が割れるのです
いま
指先の銀の引き潮に
水が
割れるのです
うなじを笑い去るものには
薄氷の影の匂い
たちこめてゆきます
たちこめてゆくの
です
紫色の ....
水無瀬 咲耶さんの千波 一也さんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
針葉樹
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千波 一 ...
自由詩
14*
07-3-5
水没ハーモニー
-
千波 一 ...
自由詩
19*
06-10-5
蛇行
-
千波 一 ...
自由詩
17*
06-10-4
川霧
-
千波 一 ...
自由詩
12*
06-9-14
十六夜
-
千波 一 ...
自由詩
19*
06-8-24
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