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朝 窓
陰の光
風で息づく静物たち


個の
亜の
景色の粒
戯れたあとの汗


雲がたちこめた空
ほんの一瞬 かがやく庭
焦げた葉ずれ音

 ....
車に轢かれつづけた傘が
側溝の泥のなかで鳥になり
やせた鉄の羽をひらくとき
午後の空はもう一度泣き
街をゆく人々の手を濡らす
hiyokuさんの木立 悟さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
不在者- 木立 悟自由詩206-2-10
- 木立 悟自由詩9*04-12-27

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