すべてのおすすめ
始まりは何時もそうなんだ
この名の僕が先頭に立つ
僕の悩み事は何でも最初
一番にやらなくてはならない
爪先立ちすれば後ろの眼差しが痛い
時には後ろに下がりたい
そして
こっそり泣 ....
君の長い髪を撫でて
温もりが欲しい
君の細い肩を抱いて
存在が欲しい
君の声を聴いて
音が欲しい
君の目を見つめて
真実が欲しい
君の手に触れて
君の頬に触れて
....
滑稽な仕草をお互い撫で合い
笑い合えてた時間
人より少し伸びた爪を注意したり
些細なことで話しは続いた
いつもは眠る時間なのに
起きていられるのは
もう少しで別れが近づくからかな
....
僕の暮らす世界の裏
人々が人々を傷つけている
平和を謳うある国が生み出す
苦しむ 恐れ 悲しみ
誰もがそのことを知ったら
平和と呼ばない筈
僕が行った国の少女
片言で話す僕に丁寧に教 ....
普段は意識しないチョコレートの作り方
君へあげる為の手作り
綺麗な包装は私の気持ちを隠すため
でも実際は売っているのより
綺麗にいかないのです
中身の数は私の願い
材料は一杯買った ....
午前中の日差しが暖かい
10時過ぎにガラス瓶に映る
光の奇跡を指でなぞり
行き着く先の世界地図
君の向かった方向はこの国ですか?
どこの海を越えていきましたか?
温もりを残すように置い ....
行き交う人々を横目で見て
何時も通りの家路を辿る
煙草の煙が妙な存在感を示す
それはその人よりも強く
自己を主張
気づいたらもう消えていた
塗り潰したキャンバス
それはこの場所を ....