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 取り締まることのできない光の減少が
 駅のホームに加算されていき
 歩みと停止を繰り返す人影を貶める
 遠近法を失い胸まで迫ってくる欠落に喘ぐのだ
 やがて満たされる黒の描写の内 ....
 井戸水の表面に映った三日月の先が
 赤みどろに染まった
 折り重なった葉の上で
 崩壊をたずさえた少女の落涙
 狂いはじめた
 鈴虫の羽に
 つぶやきのような雨しずくが
 ....
a.u.i.さんのカンチェルスキスさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
実刑- カンチェ ...自由詩1405-9-30
崩壊をたずさえた少女の落涙- カンチェ ...自由詩505-6-20

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