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河童


つい50年前にあの子と出会った川縁は
無骨なコンクリートで蓋をされたけれど
僕はまだ生臭い闇が忘れられなくて
水掻きをポケットに突っ込んでそぞろ歩く
都会の夜は頭の皿よ ....
ろくろ首


それにしてもあなたを待ちすぎました
わたしの断ち切れぬ想いはあの日の
あなたのうしろ姿に縋りついたままで
身体だけが狂おしく軋みながら
いくつもの夜を越えて来たので ....
イダヅカマコトさんのnonyaさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
百鬼夜行詩_<3>- nonya自由詩5*09-1-10
百鬼夜行詩_<1>- nonya自由詩15+*09-1-5

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