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もう　でんぐりがりたいから
ひしから　はしまで　いきます
ほんとは　みていてほしいけど

ごはんをたべてるまえを　とおるので
ごめんなさい

と、３才のももちゃんは言った。

１７才　.... 東京駅の地下街で倒れた

「わかりますか？」と問われ

わかっているのは君のことだけだったので

「ラ・フランスは長野の特産」と、さっきわかったことを答えた。 もちを食べていたら
中から
ラケット二本と
シャトルが一つでてきた

正月は羽子板だよね
とか言いながら
僕らはいつまでも
バトミントンをし続けた

あの日
何回まで数えるこ　.... 自由になりたい
自由になりたい

っていうのが
口癖だったわけ

そしたら朝起きたら
翼がついてたわけ

そりゃもう嬉しくてね
飛びましたよ

ぐるぐる
ぐーるぐる

で　.... 耐えられない。
耐えられない。
耐えられない。
耐えられない。
耐えられない痛みならば。

数え切れない。
数え切れない。
数え切れない。
数え切れない。
数え切れない分かち合いな　.... あの頃 世の中は不公平だと呟いたあなたに
何も答えることができなくて
なんとなく悲しくて 曖昧に笑ったけれど

今ならば
あなたに答えられると思うのです
たしかに 世の中は不公平にでき　.... あんちゃん大学出の新人か
ゆくゆくは幹部やな
まあ研修期間は「ご安全に」やな

あ〜
かっこ悪う
そんなピチっとした作業服にするさかい
ちょっと踏ん張っただけでケツが破れてまうねん
ま　.... つたえたい
ひとが
みつからないので
てを
ぶんかいしてみた
なかから
ないふがころがりでてきた
ころりん

つたえたい
ことが
みつからないので
かみを
ぶんかいしてみた
　.... 「町田康みたいになりたい」
と言って出ていった人は
「みたいに」
と言う時点で
きっと　駄目なのだけれど

そういう私は

映画館で赤い便箋を買って
別れたい男に
「愛しています」　.... 悲しみは忘れた頃にやってくる

悲しみの上にも三年

悲しみ盆に返らず

千里の道も悲しみから

咽喉元過ぎれば悲しみ忘れる

悲しみの悲しみによる悲しみのための悲しみ

　.... イメージするということ

たとえば

ゴキブリいっぱいのプールに放り投げられるということ

眠っている間に鼻の穴から寄生虫を入れられるということ


イメージするとい　.... 亜由美ちゃんが死んだって聞いたとき
すごい晴れていた
井の頭線の電車の中で泣いた
悲しくて恥ずかしくて変だった
高井戸らへんですごい晴れてた
屋根のかわらがぴかぴかで
空が電車をはねかえし　.... あなたのことが気になって
気になって
眠ることができなくて
あなたのことばかり考えていた

翌日、八百屋に行き
店先にあなたが並んでいないのを確認すると
ようやく安心して眠りに落ちた　.... 　ねぇ知ってるわたし
　開襟ボタン二つ開けて
　コンコース
　階段上から三段目で
　すかすかメール打ってるふりして
　下からのぞくあなた　みてて
　値踏みじゃなくて
　放課後さがすの
　.... 寂しければちょいと手を伸ばせばいいのに
、足りない。

通りすがりの人に癒されるのだって、
そんなにぶしつけなもんでもなさそうなのに。

楽しいフリをしていると食われるので、
顔に爪で跡　.... 「好きだよ」
そう、言われただけでわたしはだめになる。
こらえられない。涙。ぽろり。 大切な人への手紙は
必要以上に　重い部分をを伝えてしまうから
僕は二通の手紙を作ります
さらけ出す文を一通作って
あなたに出す二通目のほうには
一通目の表面だけを丹念に　ひろいあつめ
恥ず　.... おっぱいは
大きさではなく

伝わってくる君の
優しさを感じる場所

それは心の上にある 彼女は早起きしてお弁当を作って
今日はピクニック
いいお天気
彼女の調子もいいみたい
ひさしぶりのピクニック
外に出るのもひさしぶり
彼女の退院記念

彼女の作ったお弁当の中身　.... カーテンを開けると大雨だった

ひどく気が滅入る日曜日だ

さらに気が滅入ることに

カーテンを開けたのは彼女の方で

私は外で立ち尽くしていた ある日突然
夜空に輝く星がすべて
音符になってしまった

街中の人々は目を凝らし
よく見たが
空にあったのは
２分だの、４分だの、８分だの
そんな音符たちばかり

テレビでの専門家　.... 何度ささやいたかわからない
あいしている
のうち
一度だけは
「哀している」
と言ったのだ
きみは気づかないが

かなしもまた愛し
あいしもまた哀し

きみが肩に頭をのせているあ　.... たとえば
男の手を盗み見て
どの指を入れているんだろうかと
思案するとき
大抵中指なのだろうが
どうでもいいが本当は薬指を入れるべきだ
と思う
覗き込むように真剣に
見つめて
「　.... あなたに会う前に
体中の毛を剃りました
もっと
私をひりひりさせてください 東大の赤門で
「ほんとに赤いね」
と言った私を
「ほんとにそんなこと言うんだね。ふつうだね」
と言っていたあなたは
鞄にこそぎ見える
赤いギンガムチェックのショーツを
「こんなにかわいい　.... 「ずっと恋人でいましょう」
と言って　結婚をしました
結婚をして１５年
ずっと敬語を使っていますね

「待たせました」
「出来ていますか」
が好きです

ついに私達の娘は
ロングス　.... 愛飢え
丘聞く
毛
濃さ
死す背育ちつ
手となりぬ根の
這ひ
増へ
穂
麻
実
夢
母屋
射ゆ
獲よ
羽を
無 隣りでは君の咳が止まらずに
ウイルスが部屋中に降り積もって
負けじと僕も僕のウイルスを飛ばしながら
お互いのウイルスは僕らと同じように仲良くしてるのかなんて
そんなこと
ど　.... なんの特徴もない女が
シャンプーのつめ合わせ持ってやってきて
さっきからうちの風呂場で
シャンプーの中身をつめ替えていて
僕は黙って後ろから性交し
女の中に白い精液をつめ込んだ

　.... 何でも言っていいよなんて嘘
何か言ってみてってのも無意味
全てを受け入れられるわけなんてない
だから少しだけでも笑ったら
だから少しだけでも泣けたら
雨のち晴れだなんて思っていいかもね

浅野　すみれさんの自由詩おすすめリスト（61）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
ももちゃん	- 山内緋呂 ...	自由詩	2*	03-12-30
わかった	- 山内緋呂 ...	自由詩	6*	03-12-17
もち	- たもつ	自由詩	12+	03-12-11
煙草	- ミサイル ...	自由詩	24	03-12-11
発射しようよ。	- 示唆ウゲ ...	自由詩	1	03-12-9
神様の法則	- 月夜野螢	自由詩	4	03-12-6
ネジ締めたろか	- ＡＢ(な� ...	自由詩	17	03-12-6
てがみ	- アンテ	自由詩	4	03-12-4
嘘つき	- 山内緋呂 ...	自由詩	17*	03-12-3
悲しみ	- たもつ	自由詩	14	03-11-28
Imagine._And_imagine.	- いとう	自由詩	32	03-11-23
高井戸	- dendrocacali ...	自由詩	3	03-11-23
眠れない夜	- たもつ	自由詩	4	03-11-22
「ねぇ知ってるわたし」Good-Bye，Mikiki	- バンブー ...	自由詩	2	03-11-20
だれかあ	- 佐々井	自由詩	2	03-11-20
涙。	- 千翔	自由詩	3	03-11-17
言葉の端	- 小太郎	自由詩	6	03-11-16
おっぱい	- ミサイル ...	自由詩	3	03-11-16
ピクニック	- いとう	自由詩	14	03-11-15
大雨	- たもつ	自由詩	26	03-11-13
ぱにっく☆は〜と♪	- たもつ	自由詩	12	03-11-13
しぼむ	- 岡村明子	自由詩	10	03-11-12
ゆび	- サダアイ ...	自由詩	12	03-11-11
愛している	- 岡村明子	自由詩	4	03-11-9
生理パンツ	- 山内緋呂 ...	自由詩	6	03-11-7
告白	- 山内緋呂 ...	自由詩	35*	03-10-24
五十音の実験	- 岡村明子	自由詩	12	03-10-22
ウイルスの夜	- いとう	自由詩	16*	03-10-14
シャンプー	- Monk	自由詩	9	03-10-12
通り雨	- 天風澪	自由詩	1	03-9-30

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