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その川の子供の神様が
いつからそこに居たのかは
神様自身にも分かりません
気づいた時にはもうそこに居て
そのほかの子供の神様や
村の子供たちと楽しく遊んで暮していました
村の子供たちが夕方 ....
これは明日のパンだと言われた
これは明日に辿り着く岬
丁寧に描かれたここは通路
これはあなたの横顔を書いたつもり
気遅れした線が
紙への浸透で変わっていく
並べられた額縁のそれぞれのう ....
墓に酒を傾ける
世間の片隅でありつづけた君に
酒で石が黒くひかる
夜明けに
しらじら壁を見上げた
死ぬとはどういうこと
墓に酒を傾ける
羽虫がいっとき酩酊している
....
濡れ縁に向かって
みずみずしい素足
包絡線ぎりぎりで飛ぶ
剥がされたもの
必要無かったもの
水に自分の貌を写したり
他愛無いうたにひるんでみたり
はるかな結末への
錯誤ははじま ....
は
なので
しないでください
通りすがりの商店の
入り口の看板
赤い文字のところが脱色して
(何故たいてい赤なんだろう)
黒い文字だけが残った
「葉なので ....
君を連れていこう
この 干上げられてゆく都会の
最後の楽園へ
マンションに包囲されながら
奇跡のように生き残った
ちいさな田園のそばへ
君を連れていこう
この 干上げられてゆく都会の ....
これは6月にはじまる
怒りのものがたり
無にされたひとの墓碑
降り続く雨のなかに
いつのまにか青く牙を開いた樹
物言わぬものが
そんなにも美しいか
君!
大文字で書かれたNOT ....
前田ふむふむさんの大村 浩一さんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
創書日和【神】__川の子供の神様
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大村 浩 ...
自由詩
7*
08-4-30
創書日和「指」_Touch
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大村 浩 ...
自由詩
6*
07-11-27
創書日和【酒】_墓酒
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大村 浩 ...
自由詩
7*
07-10-31
Presto(プレスト)
-
大村 浩 ...
自由詩
10*
07-10-3
創書日和「淡」_蒸発看板
-
大村 浩 ...
自由詩
13*
07-9-30
中野島
-
大村 浩 ...
自由詩
24*
07-7-24
ジューン・ブライド
-
大村 浩 ...
自由詩
7*
06-7-22
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