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八月はしづかに
葉先からくれないに燃え
白い節くれだった骨になる
そのつつましさの中に
芽吹こうとする強い意志を隠しもっている
漂流する鳥たちは
わずかの間のよすがを求め
自らの骨のゆめ ....
黒い布で顔を覆い隠した女が
まるみをおびた重いはらをかばいながら
前から、後ろから早足で通り過ぎる人々に
おびえるような足取りで市場を歩いている
ときおり女の腰のあたりにぶつかっては
”ベバ ....
佐野権太さんのワタナベさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
螺旋- ワタナベ自由詩2007-9-14
石榴- ワタナベ自由詩807-7-12

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