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やさしくしてあげたいの
なんて思っているときは
自分にやさしくしたいとき
そんなことは知ってるよ
でもねみんなうれしそうだから
やさしくしてあげてしまうの
お気に入りの人が
さびしいとき ....
青いクレヨンで
丸を描いて
くるくると
塗りつぶす
真っ青な月の絵
周りを
黒いクレヨンで
ぐるぐる
ぐるぐる
ぐるぐる
何度も
何度も
何度も
塗りつぶす
塗りつぶす
 ....
結婚します!
結婚します!
だからお見舞いに来てね!

あっちのお兄ちゃんは新しいお兄ちゃん!
あっちのお兄ちゃんは古いお兄ちゃん!

結婚します!
内臓が破れます!
腸が飛び出しま ....
さようならわたしのともだち
警察では事故だって言っていたけど
ブレーキ痕がなかったみたいね

国道から入った突き当りの壁は
巨大な山を支えるためについている
とっても硬いコンクリート
あ ....
冷たい
クリーム
なのがヤバイ
夜に忍び寄る
密やかな欲望
今日は買わなかった
だって我慢ができなくなるから
冷凍庫を何度も覗き込み
ため息をつく
頭の中はそればかり
ああどうして ....
「夢ばかり見ていたあなたも大人になったのね」
そんなことを口走った夢を見た
ハーゲンダッツのカップの中で溺れていた夜
抹茶色のスカートを捲り上げて
「さあここに来て頂戴」
そんなことを口走っ ....
庭の隅に植えた
松葉ボタンが
強い日差しに向かって
これでもかと咲いています

寒さに耐える姿よりも
暑さに立ち向かう姿の方が
戦っているような気がして
好きでした

あなたはそう ....
瘡蓋をはがして
ズキズキさせてみる
たまにズキズキするのは
実はちょっと気持ちいい
所詮大怪我じゃないから
ズキズキが楽しめる
お風呂で沁みたり
靴を履くとき痛かったり
指で触るとぺた ....
なにをたべてもいいよ
といわれても
なにものどをとおらない
おかあさんのつくったなっとうじる
がのみたいです
最初から最後まで
何を考えているのかわからなかった

好きなのか
キライなのか
どうだっていいのか
よくないのか

わからないままで
付き合っていた

わたしは一度も気を許さなか ....
耳の穴からスルリ入り込んできた
白い白い糸
クルリ頭の中へ
目の後ろを抜けたら
鼻の穴から抜けていく
シュルシュルシュルシュル
目を開けないでいてね
そのうち平気になるよ
今度は縦方向 ....
天国から追い出された人たちは
天国に戻るためならなんでもする
んだってさ

でもそうかもしれない
わたしだってなんでもするかもしれない
この平和な天国から追い出されてしまったら
何十人
 ....
失恋を恐れないで恋をしよう!
傷付くことを恐れてはいけない!
なんてわたしは言いません。
なぜなら、
恋なんかしなくてもセックスできるし
結婚できるし
こどもだって産めます。
古来、みん ....
ふと気がついたら
わきの下にゼニゴケが生えていた
不快だけど放っておいた
ゼニゴケにだって生きる権利があるはずだ
そう思って耐えようとした
すると何日かして
あごの下にも
乳房の下にも
 ....
クールなのが取り柄
みたいな顔してるけど
本当はそうじゃないよね
知ってる

君のことほとんど知らないけど
それだけは知ってる
それだけで充分だと思う
迎え入れてあげられる

多く ....
やさしいあなたはわたしの何倍もやさしい
わたしはすぐになにもかもあきてしまってやさしくなんかないのに
あなたはわたしを許すとか許さないとかじゃなくただ
いろいろなことをやさしくこなし続けている
 ....
むかしね
月経の血を集めて
煮詰めて
お薬を入れて
人間を作ろうとしたんだって
あれは本当よ
そしてできたのがわたし

上手くできたでしょ
さあここにも入れてみて
どんな具合がする ....
山です
どすこい
山脈です
どすこい
太平洋側からの地震止めてます
どすこい
ってゆーかわたしが重すぎるだけなのか
あのさあ
どうだっていいけど
入ってくるな
登山
キャンプ
 ....
床に落っこちて卵が割れた
平凡な日常のひとコマ
のはずが
切れて怒鳴りだしたわたしを
誰も止められない
というか
誰もいない
佐野権太さんのチアーヌさんおすすめリスト(49)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やさしくしたいとき- チアーヌ自由詩306-9-24
黒いクレヨンで- チアーヌ自由詩506-9-4
結婚宣言- チアーヌ自由詩706-8-30
夏のメッカ- チアーヌ自由詩506-8-29
アイスクリーム・アイスクリーム- チアーヌ自由詩6*06-8-22
わたしのおじいさん- チアーヌ自由詩306-8-16
松葉ボタン- チアーヌ自由詩406-8-4
ズキズキ- チアーヌ自由詩206-8-2
さいごのばんさん- チアーヌ自由詩206-5-23
クリーム色の壁のことを覚えている- チアーヌ自由詩206-5-14
午睡- チアーヌ自由詩306-5-14
天国への帰還- チアーヌ自由詩106-4-12
恋は必要ではありません- チアーヌ自由詩406-3-31
ゼニゴケ- チアーヌ自由詩10*06-3-15
スズキタナカサトウくんへ- チアーヌ自由詩406-2-27
やさしいあなた- チアーヌ自由詩706-2-12
ごっくん- チアーヌ自由詩6+06-2-2
山のひとりごと- チアーヌ自由詩506-1-12
割れた卵- チアーヌ自由詩805-12-15

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