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油をひいたばかりの床に
児らの笑い声が散らばっていたので
つまんで手の平にのせたら
ころころとふるえて弾けた
遠き山に、日は落ちて
白墨を移した袖口に
西日との混濁を見る

小さな胸に ....
晧々、繋ぐ道

くしゃりくしゃなり
草いきれに隠れて耳を当て、浅緑を喰む羊の腹にもたれかかる。いつしか眠りに落ちた(べったりと頬から鼻腔、この匂いを識っている


立ち上がり、方々の出口へ ....
佐野権太さんの日向夕美さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
上手な家への帰りかた- 日向夕美自由詩4*07-10-3
放牧- 日向夕美自由詩11*07-7-11

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