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ただ、ひとつの線

そのさきの

きわみ

静けさ

甘みを増してくる
過剰なざわめきに
鈍い、だが長い
痛みに
蓄積されたのち
放たれる
腐臭に

耐えつづけるこ ....
光るので
突進してゆく

自分だとは
しらないまま
力いっぱい
よびかける

世界はまだひとつも
分断されていない

ただ
そこに
あるがまま
あるがままで
未来!
僕の足音が
きこえるか?

きみのいるところまで
未来!
なりふりかまわず
接近してゆくから

けして待たなくていい
全速力で
かっとばしていてくれ
いつか
僕がきみ ....
浮き輪がなくなっていて
気づいたときには
けっこう遠くまで流されていた
風がきつかったからかもしれない
お父さんがちょっとだけ顔色をきつくさせてから
でも勢いよくむかっていった
わたしと妹 ....
「かたまるな、走れ」って先生の声
ほっとして立ち上がる
さなえちゃんを蹴飛ばしちゃったら
泣いちゃったから

あ、またあの感じ
透明になる感じ
太陽がわたしの体をすけすけにして
なにも ....
喉が渇いて
二階からおりてきたら
リビングには夫がいて
やっぱりテレビをみていた。
最近、休日はずっと
テレビばかり。
ときどきビールとかコーヒーとか
のみながら。
夫の部屋はないから ....
君が声をあげて駈けてゆく
たくさんの声のなかから、私はたった一つの声だけに引き寄せられる
どこへいくのか、
だれとなにをしているのか
気になるのは君が楽しいかどうかだ
いやな気持ちを味わって ....
佐野権太さんの美砂さんおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
だた、ひとつの線- 美砂自由詩3*07-10-4
鏡と赤ちゃん- 美砂自由詩2*07-8-12
未来へ- 美砂自由詩2*07-7-31
流れていった浮き輪- 美砂自由詩7*07-6-18
モーツァルト_ピアノソナタ_kv570_より、第一楽章- 美砂未詩・独白5*07-5-29
休日- 美砂自由詩11*07-5-24
息子の声- 美砂自由詩4*07-5-8

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