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「満月に吠える」

夜中眠りに就いて初めて裸を曝す
歪んだ時系列を跳ね跳び
活きた清涼水を次から次へと浴びる
そして吠える
自分の闇に悲しく浮かぶ
黄色い満月に



「手紙」
 ....
   どこから
   ともなく
   流れてくる
    なつかしい調べ

さえずる小鳥も
枝の上で目を閉じ
一匹のシマリスは
頬を膨らまして
 ....
月の裏側に座って
フルートを吹いている
あなたがいた

虹の上を歩いて
口笛を吹いている
あなたをみた

海に潜って
魚たち相手に
指揮棒を振っている
あなたをしった

森の ....
空は悩んでいた
そのときそのときで
表情がころころ変わり

僕は
知らなかったわけではない
それでも
ただ眺めることしか
できることがなくて

空は泣いていた
大地に抱かれたくて ....
佐野権太さんの乱太郎さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
満月に吠える- 乱太郎自由詩15*09-12-20
オカリナの吹く森- 乱太郎自由詩13*09-4-24
いつも_どこにでも- 乱太郎未詩・独白11*07-4-17
もうひとつの空- 乱太郎未詩・独白12*07-4-4

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