すべてのおすすめ
ほどけてしまいそうな
女の子のからだから
春をとり出してならべる
つみぶかい瞳が
まだそこにおよいでいる
名前の知らない五月の旗
活字から顔をあげて
だれをみる
外をみた
窓 ....
白い手首から
あかいなみだが滴りおちて
砂に染みた
日をしるたびに乾かされる
ざらついた海の響きが
耳に刺さる
あらゆる事象が眩しい
それまでも花の咲く過程だときみはいう
半信 ....
水中ではうたもうたえない
だけど泣いたってわからない
ささやかなゆれはわたしの体温になって
さかなたちの集うよるがくれば
ふやけた指先からあふれていく
あらゆる目線の延長上 ....
佐野権太さんのアオゾラ誤爆さんおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
メーデー
-
アオゾラ ...
自由詩
25
08-5-1
花葬
-
アオゾラ ...
自由詩
12
07-11-24
肺をみたす(水葬)
-
アオゾラ ...
自由詩
25
07-8-17
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する