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帰るべき場所へ
たどりつくことはない
決して満たされることのないこころは
あてどなく
人生をさまよい
そのときどきの欲望を
甘いジュースで満たす
グラスの底に沈澱する
苦味の液体を
....
雨があらいながしてくれる
空をかけめぐる
あんな想い
こんな想い
みんな
きみの足元へと
流れおち
小川となって
いつか
あの人の
小川とめ ....
なにも求めやしない
ぼくはだれのものでもなく
きみをただ愛する
ただの愛
もともとないものを
きみはうしなったというけれど
きずつきようのないものが
こわれてしまったときみはなげくけ ....
いとしいあなたを
ぼくは
くりかえす
ふれることで
感じ
あなたという 歌
いとしいあなたを
ぼくは
くりかえす
ふれることだけで
ぼくに
宿るあなた
今もむね ....
眠れない
蚊帳の中寝苦しそうな貴女の
汗ばんだ肌をじっと見つめながら
手と手を重ね合わせて
ぼくらはつながってるんだと
確かめようとした夜
独りぶらぶら浜辺を歩く
....
中国の陰陽五行説によると
白秋は西の方角へと太陽が沈んでいく季節だという
人の一生の中年期を指すことば
頭に白いものがいよいよ目立ちだすころだ
水水しい青い春の季節はもう遠い昔
赤赤と燃え盛 ....
どちらも大きいんだけども◇右目が左目よりやさしくて◇きみは小さな女の子を連れていた
脱ぎ捨てたTシャツをデパガなだけに◇手慣れた感じにやさしくたたんでくれた君
その大きな瞳で◇ぼくの ....