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同じ朝が来るんだと
指差した標識
その通りに進めない靴を
投げたほうがいいって
4月の風は
あまりにも余所余所しく
忠告していった
何度も曲がったような気がした曲がり道
その先 ....
緑色の手足に
金属の目玉
アナタを愛すると薄っぺらに誓うのは
この長い
長い
舌
熱い
むしむし
むし熱い
アナタの寝顔を舐めて
溶かす
私を呼ぶ声がする
常に ....
トランプの表と裏
赤と黒を眺めて
時がすぎるのを待つ
私は小鳩
知っているけど
分からない
何かが違うと
鏡を叩く
それは全く揺れない水面
あなた
もし
あの花の首を刈るなら
....
夕暮れが早くなりましたね
ええ、いつもと同じ帰り道
相変わらず同じ電車に乗ってます
夏はあっという間にすぎて行ったようですが
そんなの別に珍しいことではなく
まったくもっていつものことで ....
ウエッジソールのサンダルなんて
3年たったら過去の遺産
昔はやった厚底サンダル
今年のウエッジソールと何が違うの
星型の砂を探して
海に行こうと決意した
私はふわふわと波に乗る女
....
さて
飽きるほどの恋からも遠ざかり
梅雨の間隙を縫う洗濯ばかりに
脳みそを支配されている私に
今のところ夏の予定はありません
貴方
先月結婚したそうでおめでとう
おかげさまを持ちまし ....