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子供の頃と違う理由で
おはじきを呑み込む
でも重くなるばかりで
透明を手に入れることができない
たとえ半透明ぐらいまでになって
軽くなってふわりと飛んでゆけても
シャボン玉よりもずっと ....
同じような空でも
どこか少し違うから
そう言って
その日の雲の形を惜しむように
写真を撮る、君
同じ空を見上げ
何が面白いんだろう
そう思いながらも
念のために持ってきた傘なんか
....
疲れ果てて
色褪せた
繁華街の朝を通り抜け
ガラガラの電車の
ドアのすぐ側の席に座り
手すりに頭を預けたまま
揺られる
満員電車とすれ違うたび
何かが足りないような
そ ....
最後に見た夜空の星は
100光年の彼方からの100年前の光だ
それを見ながら僕は
緑色に濁った冷たい泥沼に沈んでいく
永遠と瞬間の狭間で息をして
一瞬の間に100年分 ....
モリマサ公さんの皆月 零胤さんおすすめリスト
(4)
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日付
鳥籠の水
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皆月 零 ...
自由詩
8*
08-9-14
シャッターを切る音
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皆月 零 ...
自由詩
9*
08-9-12
夏の終わりという駅で
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皆月 零 ...
自由詩
18*
08-9-3
碧い月
-
皆月 零 ...
自由詩
7*
08-8-14
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