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憂鬱色の瞼のような
夕暮れが降りる頃
うすい光をまとった
ひと群れの唇が窓のそとを過ぎる
けれども胸は 青く傾斜してゆく 怯える意識には
透明なふりをする思惟が 蔓草のようにからみつく
窓の外では 涙のように 果実の落下がとめどなく
そのさらに遠く 地平の丘の上では 二つの白い塔が
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モリマサ公さんの塔野夏子さんおすすめリスト
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タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
六月間奏
-
塔野夏子
自由詩
7*
08-6-23
月のない夜
-
塔野夏子
自由詩
20*
08-6-1
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