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確定されないと
思った
誰とも話をしなくなって
一週間が過ぎ
学校に行くのをやめ
電話も捨ててしまった
人とすれ違い
社会と関わることなく
存在が陽子よりも
小さくなり
消えて ....
抱えているものは
深く
そこはかとなく
花が揺れている
静かな水の底の
急な流れのように
黒曜石は削られ
砂になる
空の底の風に
小さく笑う幼子のように
声無き声を紡ぎて遊 ....
追い込まれた時に
真価がわかるなら
真価なぞ判らなくて
良いような気がする
もしもとか
万が一とか
無いほうが良いのに
現実には
何が起こるか
わからない
不幸を望まず
....
流されるように
従ってきた
働くとは
こういうものかと
思ってきたが
部品はいつか壊れるように
許容量にも
限界がある
出張先から
帰ってきての
報告で
笑いながら
居てもいな ....