すべてのおすすめ
この作品を観るのは初演以来2度目になるのだが、前回はドストエフスキーの原作を読んでいなかった。今回は読んでいる。そうすると、もちろん両者を引き比べざるを得なくなる。しかし意外なほどに、野田の『贋作』 ....
ぼくが小学生のときのことだ。たぶん3年生だったと思う。学校に、オペラ歌手の人が来た。児童全員が体育館に集められ、パイプ椅子に並んで座らされた。ステージの上には、タキシード姿の恰幅のいいおじさんと、派手 ....
『寝ながら学べる構造主義』というおもしろい本を書いた内田樹さんのサイトをのぞいたところ「内田樹の研究室: オリジナリティについての孔子の教え」(http://blog.tatsuru.com/arch ....
初出:
ウエノポエトリカンジャム3 公式パンフレット「Iu(イウ)」(2005年夏)
(http://www.upj.jp/)
「詩なんかよく知らない人にネットの詩について伝えるメッ ....
今夜も僕はこれから詩を書くだろう。
この世界の何処かで初冬の密かな風に震えて
独り詩情を求めて街灯の灯る夜の小道を歩く
名も無き「も ....
はるか昔、世間は男脳・女脳という話で盛り上がってたみたいです。簡単に言っちゃえば、
男脳は左脳右脳(特に左脳)がそれぞれに特化した脳、女脳は左脳右脳の橋渡しとなる脳
梁(のうりょう)が発達して ....
今、わたしはたぶんかなり調子が悪いんだとおもう。体調じゃなくて。頭?うん。そうです。たぶん。
さっきまでHANA−BIを見てた。やっぱりいいな。わたしはあまり映画を見ないんだけど、気に入ると場面ほ ....
注:この原稿は全てオネェ言葉で統一するという試みにチャレンジしてみました!
なぜか? 理由はありませーん(笑)。
あのね。
本当の恐怖ってゆーのは、すんごくさりげない日常に潜んでいる ....
ホテルや旅館に泊まる時、部屋に入って、まず一番にぼくがすることは、壁に掛けてある額縁や鏡をめくって、その裏側を見ることだ。これは、出張でもプライベートでも、素面でも泥酔状態でも、必ず、やることにして ....
少々(多々?)無理があるかもしれないが、「空虚なイメージをかろうじて文字で実
在させながら世界を満たし、やがて破裂へと導くもの」が詩ではないかと思い始めて
いる。「何ものか」に触れた瞬間に発火した ....
「夜のレモン」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=25505&from=listdoc.php%3Fstart%3D8340%26cat%3D1
....
俵万智さんの『短歌をよむ』(岩波新書)で万智さんは自作の俳句を短歌に作り替えている。
{引用=
使用済みテレホンカードの穴冴える
使用済みテレホンカードの穴冴えて思い出せない会話いくつか
....
このところ歳時記が愛読書になってしまった。いままで一顧だにしてこなかった定型詩の世界にはまってしまったのである。
定型詩を避けてきたのにはわけがある。もともと短歌・俳句に興味がなかったうえに、現 ....
【“寺山修司フェア”(ハルキ文庫)を読みながら】
「寺山修司フェア」と銘打って刊行されたハルキ文庫十数冊のなかの一冊、
『われに五月を』寺山修司(ハルキ文庫)
寺 ....
以前、ニフティの「現代詩フォーラム」で詩の素材についての話題がでたことがあって、「テレビかなにかで見たことあるようなものではなくて、自身の体験を昇華させたものじゃなくてはダメだよ」みたいな意見がで ....
隠喩的な記述は、それがどれだけ通常の語法から離れているかによって、いくつかに分類することができる。
M1.社会通念上十分ありうる記述
例)桜が散った。
(受験に失敗したという意味)
M2. ....
詩誌「荒地」に所属していた詩人たちの中でも、北村太郎の存在は一種特異である。鮎川信夫のように出発時に先頭に立つこともなければ、田村隆一のように低空飛行しながら生き延びることもない。最初期にはいかにも ....
「ネット詩とビート」
{引用=「テレビは深い参与を求める様式であるから、若い詩人たちが突然に喫茶店や公園、その他あらゆる場所で自分の詩を朗読する事態を引き起こした。テレビ以後、詩人た ....
俺がアメリカの大学に入学する前に、語学学校で一年間遊んでいたのだが、
その頃の寮のルームメイトについて、お話をしようと思う。
その男は、ヤンと言う名の男だった。
身長は俺と同じくらいの23歳 ....
ふたばさん「某日」に寄せて。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=33259
真夜中に一人というシチュエーションは、
石垣り ....
「天動説の子ども」 ロボウティー
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=32950
この詩を読んで感じる苛立ちはなんだろうかと考えた。初めは何故 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=32063
垣間覗き見したチャットの話し方が印象的で、この人を注目する様になっ
たというのが私のこの批評の直接の動 ....
僕の好きな井上陽水は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の替え歌と言うより、返歌「ワカンナイ」を作っている。
雨にも風にも負けないでね
暑さや寒さに勝ちつづけて
一日、すこしのパンとミルクだけで ....
脳性まひ者の運動の言葉の中で、私に、とても印象を残したのは、「青い芝の会」という団体の「われわれは、愛と平等を否定する」というものだった。
この言葉は、たとえば、十九世紀末の詩人哲学者であるニーチ ....
さてと、やっと百に届きそうだぞ。
前回も言ったとおり、ここでしばらく俺は姿をくらまします。
人の数だけ、その人の読みがある。
大切なことは、その自己主張を通し抜くことではなく
私のなかの私 ....
あれからちょうど十年ということで、メディアなどで阪神大震災を振りかえる多くの特集が
組まれたりしています。思い出されるためにはいちど忘れられなければならない、なんて寺
山修司は書いていたけれど、こ ....
ポエムとマンガは非常に密接なつながりを持っているので、私の視点なんぞ、慧眼というほどすごいものじゃあありません。でも、ポエムに親しまなかった読者がここを見ていらっしゃるかも知れず、そうした方には「ポエ ....
ここまで書いたことと矛盾するようですが、「詩がわかる/わからない」に関しての私の結論は、「詩の意味なんてわかんなくてもいいやんけ」という無責任なものです。一般読者が詩を「わかる」必要は全くなくて、その ....
私の詩(「ポエム」と銘打っていない詩)は、よくわかりにくいと言われます。詩の世界のひとが言うのではなく、詩の世界のそとのひと――私の友人や同僚――がよくそう言います。何がわからないのかと訊ねると、言葉 ....
本論にうつる前に、まず文章についての私の考え方の一端を述べたいと思います。私は、たいていの主題はわかりやすい文章で書くことができると考え、わかりにくい文章に出くわしたら、執筆者の腕が悪いのではないかと ....
川村 透さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
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タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
野田秀樹『贋作_罪と罰』を観る
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田代深子
散文(批評 ...
6
06-3-7
詩的インプラント_〜_馬野幹氏に捧げる鼻歌_あるいは馬野幹宇 ...
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大覚アキ ...
散文(批評 ...
10*
05-12-28
オリジナリティの範囲---片岡直子さんをダシにして
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藤原 実
散文(批評 ...
13
05-12-28
Hello----,Hello----._私たちは、つながっ ...
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いとう
散文(批評 ...
41
05-12-19
詩人の墓前に祈る_〜北鎌倉・東慶寺にて〜_
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服部 剛
散文(批評 ...
9*
05-11-20
詩と大脳生理学。その2
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いとう
散文(批評 ...
13*
05-11-11
愛は抽象画
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チアーヌ
散文(批評 ...
4
05-11-7
日常に潜む恐怖・その1
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大覚アキ ...
散文(批評 ...
3*
05-8-12
ありえざるもの
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大覚アキ ...
散文(批評 ...
8
05-7-7
書く動力_8
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Dr.J ...
散文(批評 ...
1
05-7-5
川村_透氏の2作品
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Dr.J ...
散文(批評 ...
4*
05-6-26
【わが短歌・俳句入門】<俵万智>
-
藤原 実
散文(批評 ...
5
05-6-2
【わが短歌・俳句入門】<歳時記を読みながら>
-
藤原 実
散文(批評 ...
3
05-6-2
寺山修司フェア(ハルキ文庫)
-
藤原 実
散文(批評 ...
3
05-5-1
詩と体験
-
藤原 実
散文(批評 ...
8
05-4-30
隠喩と論理形式
-
葉leaf
散文(批評 ...
19*
05-4-26
北村太郎(その詩と死)
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
12*
05-4-17
ネット詩とビート
-
藤原 実
散文(批評 ...
8
05-4-11
ヤンについてのエッセイ
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虹村 凌
散文(批評 ...
4*
05-4-3
侵食と同化/「某日」に寄せて
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いとう
散文(批評 ...
6*
05-3-23
ロボウティー「天動説の子ども」について
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田代深子
散文(批評 ...
11
05-3-20
【批評ギルド】_『I氏の走り書き』坂田犬一
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大村 浩 ...
散文(批評 ...
8*
05-3-8
井上陽水から見た賢治—宮沢賢治メモ2
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石川和広
散文(批評 ...
8*
05-2-27
「われわれは、愛と平等を否定」しうるか?−「障害」と「言葉」 ...
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石川和広
散文(批評 ...
8*
05-2-18
三匹が斬る〆_現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻_其の ...
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熊髭b
散文(批評 ...
16
05-2-17
されど、死ぬのはいつも他人
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藤原 実
散文(批評 ...
7
05-1-17
ポエム派宣言4「ポエムの歴史」
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佐々宝砂
散文(批評 ...
11+
05-1-17
ポエム派宣言3「ポエム進化形」
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佐々宝砂
散文(批評 ...
10
05-1-17
ポエム派宣言2「わからないから○○」
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佐々宝砂
散文(批評 ...
7
05-1-17
ポエム派宣言1「詩のわかりにくさ」
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佐々宝砂
散文(批評 ...
19*
05-1-16
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