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もう最後のほうは
泣かさないようにって
それだけを思って抱いていた

もう始まりの
熱も衝動もないまま
とても静かに

君を抱いた。 頭にも手にも胸にも眠りにも　君がまわって中毒症状

かじかんで走り出せない こんな日に限って君の声が聞きたい

毒りんご食んで死にたい　口付けで君が生かしてくれるというなら

酸素など　.... したり顔その方がいい不倫なら
移り紅どうどうとすりゃ良い余興
指輪する男に惚れる症候群
爪立てぬ癖持つ女に要注意
香水をつけぬ女に策士有り
倫ならぬ恋はどちらか合い知れず 星々は願いの重さ堪え切れず　儚く散るよ宇宙の果てに
瞬きは啄ばむような口付けを溢しているから口付けをしよう
夜の空寒さが増せば増すほどに輝いている誰かの涙　 此の儘 貴方と
二人 狂いもなく

想ったが最期
神の狙い撃ち

千切れる指先
抜けてゆく髪
強く抱き合えば
引き裂かれる反動で

蜘蛛の巣のよう
捕らえられたら逃げら　....
アマル・シャタカさんの杉田蝶子さんおすすめリスト（5）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
世界の終わりを抱いて。- 杉田蝶子自由詩306-2-27
中毒症状。- 杉田蝶子短歌206-1-30
不倫。- 杉田蝶子川柳305-12-4
夜空の星。- 杉田蝶子短歌405-12-4
蜘蛛の巣。- 杉田蝶子自由詩305-11-12
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