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暑いよね、暑いですよねと会話する二人は何故かつきあっている
予報なく気づかずに降る五月雨も君を迎えに行けるのならば
傘をさす理由をなくし歩いてる濡れてもそれで満足なの ....
忘れずに花は翠となりました君とはどこで会えるのでしょう
電光の文字が左に流れてく君のなまえが次に来そうだ
君と見た夕暮れのかたち組み立てて時計仕掛けの記憶が生まれる
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かごめかごめ籠の中へと残されてさくらはひとり散っていきます
口惜しく散って逝くならあわれむも花いさぎよく嫉妬するのみ
たとえばと、たとえるものを探しても見つけられない春の終わりを
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その翠、春は終わってしまったの素数のページを少女はひらく
やわらかな春雨が去り残る青、桃のリボンで包みましょうか
白襟のリクルートスーツたくましく南にむかう汽車を待ってる
あの山 ....
駅蕎麦で向かいに立った君もまたこれからきっと戦うのですね
道で会う思い残さぬ君とでもしてる笑顔にたくましさもらう
音のない会社で煎れるコーヒーの豆の香りで朝は始まる
小さき ....
忘れたき痛みをなくすためにはそうボールを空へ投げると良いよ
死んでるの死んでるらしいつじつまをあうあわせると君はがんばる
雨みだれ彼見逃したるボールにはパンプキンパイつまっていそうだ
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