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 暑いよね、暑いですよねと会話する二人は何故かつきあっている


 予報なく気づかずに降る五月雨も君を迎えに行けるのならば


 傘をさす理由をなくし歩いてる濡れてもそれで満足なの ....
一行で勝負しようぜ僕たちの愛する言葉がグーチョキパーで




駅前でカップチーノを飲み干して横山剣からギャラを受け取る




君は何故毎年秋に亡くなるの、紅葉だからよ、 ....
 忘れずに花は翠となりました君とはどこで会えるのでしょう

 電光の文字が左に流れてく君のなまえが次に来そうだ

 君と見た夕暮れのかたち組み立てて時計仕掛けの記憶が生まれる

  ....
かごめかごめ籠の中へと残されてさくらはひとり散っていきます

口惜しく散って逝くならあわれむも花いさぎよく嫉妬するのみ

たとえばと、たとえるものを探しても見つけられない春の終わりを

 ....
「触れていい?」
聞かずに触れる
おもむろに
あなたの足の
爪先の薔薇
いつまでも鳴らないチャイムがあるとして今ぼくたちがいる長い放課後









約束を守れば破ることができないのバイバイ昨日のぼくら


ばらまいたマイナス+ ....
一面に菜の花広がる河川敷
暮鳥の歌をひとりつぶやく

はなびらに光をいっぱい浴びながら
どこまで続く黄色い海よ

歩を進む
黄色い波をかきわけて
我が身よ輝く色に染まれ

みどりご ....
その翠、春は終わってしまったの素数のページを少女はひらく

やわらかな春雨が去り残る青、桃のリボンで包みましょうか

白襟のリクルートスーツたくましく南にむかう汽車を待ってる

あの山 ....

 ん
  だっ
    て          てる
     なんだっ   まがっ  た                に
         てこう       のむまっすぐ ....
{引用=その靴は履かないけれど捨てられないロボットの足音が聞こえる}




バイテクで創った人魚抱きかかえ海へ駆け落ちロボットの恋



風俗に生身の女消え果ててロボット小指を切り ....
駅蕎麦で向かいに立った君もまたこれからきっと戦うのですね

道で会う思い残さぬ君とでもしてる笑顔にたくましさもらう

音のない会社で煎れるコーヒーの豆の香りで朝は始まる

小さき ....
忘れたき痛みをなくすためにはそうボールを空へ投げると良いよ

死んでるの死んでるらしいつじつまをあうあわせると君はがんばる

雨みだれ彼見逃したるボールにはパンプキンパイつまっていそうだ

 ....
雪降りし頃に君は居なくなり桜舞う今もまだ帰らぬまま

高台に臨む丘から海を見る息することを止めてみようか

もういいかいまぁだだよもういいかいもういいよもういいよもういい

君意外に ....
桜散る 楊枝にさした羊羹をぷらぷらさせてベランダに春


弱さから生まれる強さを信じたら銀河鉄道追いかけて飛べ


美容院の鏡の濡れた世界にて髪と桜の競うように散る


高みから ....
油染みだらけの記憶のわら半紙提出期限をとうに過ぎ去り




透明なグラスの底を目にあててきみの星座を見る白昼夢




あの夏にきみが投じた問いかけのこたえをさがす 波のまにまに ....
黒蜜の氷菓和尚が食べるとき観音扉の奥のまばたき


猫みたいな声を出すから燃え上がる火事にみとれるひとみをなめる


無意味だと思うぼくらのやることは星と星とが抱き合う夜に


尾& ....
いつだってあなたのことを思ってる 寝ているときも起きてるときも 美しい赤ん坊のこぶしには滅びの言葉握られていた


怖い雨、怖い光を浴びまくり僕らは汚い名前をもらう


眩しくて見えない僕らの遺伝子に刻み込まれる悲しい記憶


誓い合う幼い僕たち ....
木の船を揺らすな無邪気に邪な者ども汲めぬ柄杓を渡す
同胞よ騒ぐな天のあれもまた汲めぬ柄杓だ海は終わらぬ

天水は恵みの雨でも海水を薄める毒ぞ海のものには
手繰られて深きものども深みから湧けよ鵜 ....
南町二丁目電話ボックスでさらってくれる人を待ってる



ガキ大将なんて嬉しいものじゃない道具で殺せるジャイアンのこと


死ぬ星が一番光る 遠吠えを聞いた僕らのつく嘘みたく


 ....
ほっぺたをシーツにつけて休日の速度について考えている

卵黄でよごれた皿に訊いてみる「今夜あなたは帰ってくるの」
エアコンの温風だけでがまんするあなたがなでてくれないときは 夕やけは待ってくれない ももいろのしゃぼんだまさえ待ってくれない

夜のため太陽を消す しんとする ろうそくの火ももうすぐ消える



モンゴルのむこうのむこうの太陽が地平線に恋をしている ....
仮面つけ惹かれた恋は外したら冷めてしまうか試してみたい

肩書きや体裁なんていらないよ必要なのは存在すること

部屋の隅メイクボックスに隠された仮面をつける今日は誰用

偽りか本物なのか試 ....
鱗粉を 撒く蝶々を 姉が追い「もう帰ろうよ」「行かないでよ」 ねぇ

死してなほ国歌と定めし売女を罵った兄 頬の引き攣れ




抗菌の ボールペン握り 立ち尽くす 書くこと以上の理由を ....
紅を注し出掛けるのよと鏡越し微笑む君は別の女で

街角で見逃しそうな君の姿眼鏡外してあいつの横に

俯いて掴まえていてと頼むけどすり抜けるんだ絹のスカーフ

純白のドレスの下に隠してる黒い ....
北からも南からも容赦なく真っ白な風に挟まれる私

君のその視線の奥にある未来私はちゃんと映ってますか?

寒い中砂浜で焚火してみたいある小説の真似するように

溜息に混じって出るのは幸せで ....
待ち合わせあなたが来るまでの時間胸はドキドキしあわせの音


闇の中月の光に導かれ迷うことなくあなたの胸へ


最近は悪いニュースが多すぎてこの先不安な日本の行方


雨上がり空に浮 ....
メルセデスベンツが欲しいと歌うのは他に求めるものがあるから {引用=まだまだ探す気ですか? 
それより僕と踊りませんか?
                井上陽水『夢の中へ』}





「明日も全世界の空にオーロラが架かるでしょう」と ....
ナオさんの短歌おすすめリスト(37)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アンダーグランド・サマー- たにがわ ...短歌9*06-5-22
一行で勝負しようぜ- ピッピ短歌1906-4-21
I_see_you- たにがわ ...短歌206-4-17
さくら散る- たにがわ ...短歌806-4-13
ペディキュアなくとも。- AKINONA短歌506-4-12
屋上日和- 本木はじ ...短歌906-4-10
いちめんのなのはな- 広川 孝 ...短歌606-4-6
春は終わってしまったの- たにがわ ...短歌306-4-6
ながしそうめんリフレイン_(視覚短歌)- ふるる短歌12*06-4-5
ながしそうめんリフレイン(ロボ短歌)- ふるる短歌11*06-4-4
きょうも戦う- たにがわ ...短歌306-3-31
タッチ-TOUCH-- たにがわ ...短歌206-3-31
春(2ヶ月)- 十六夜短歌106-3-26
日常×幻想ミックスサンプリング- たたたろ ...短歌4*06-3-25
教科書を、閉じる- 望月 ゆ ...短歌37*06-3-6
【短歌祭参加作品】contre_le_sexism- 本木はじ ...短歌9*06-3-6
いつものこと- とびまる ...短歌2*06-2-23
エンドロールでキスをしようよ- ふるる短歌12*06-2-3
方舟の海- 小池房枝短歌6*06-1-31
短歌を書くときは書くことの十倍の文字を考えている- ピッピ短歌1306-1-27
シーツと卵黄- 一代 歩短歌3+*06-1-27
キャバリア- つぶ短歌206-1-26
ふゆ、大人になりたくなくて、とかいのよる- miky短歌806-1-21
仮面舞踏会- 花水木短歌1*06-1-11
【MIX&REMIX】白日夢- 一代 歩短歌8+*06-1-6
Bad_Girl- 花水木短歌106-1-4
私はちゃんと映ってますか?- 夏川ゆう短歌406-1-2
しあわせの音- 夏川ゆう短歌305-12-18
ジャニス- 一代 歩短歌3*05-12-16
青い闇の警告- 本木はじ ...短歌8*05-12-15

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