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久しぶりに三人で手を繋ぐ
いつもより寒い冬
汗をかいた小さな掌は
どことなく妻に似ていた

歳を聞けば指で
三本や五本を出していたのに
今では両手の指すべてを使わなければならない ....
夜の更ける頃
君の身体から
今までに聞いたことの無いような
音が聞こえてきた
安らかに君は君の中で
溺れているのかもしれなかった

+

縄跳びの回数を
数え間違えて
少女はずっ ....
人の嘘で
鳥は空を飛ぶ
鳥の嘘で
ドアは人を
閉じ込める
ドアの中で
人は鳥を
飛ばし続ける

+

いつも
三人なのに
いつも
八等分
してしまう

+

 ....
米倉瑠学さんのたもつさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
初詣- たもつ自由詩5206-1-2
小詩集「書置き」(八十一〜九十)- たもつ自由詩2105-10-23
小詩集「書置き」(十一〜二十)- たもつ自由詩37*05-10-2

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