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僕が詩を詠むのと同じ頻度で 君はメロディーを刻むだろう
そうして 月曜日に僕はノートを持って
君の家に行こう 君の家は
小高い丘の上にあったね、絵本のような完全さで。

僕が読み上げると
 ....
暗い森の奥深く

僕らは咲きほこる冷たい水を飲んだ

誓いの口づけを交わさずとも

木苺が赤い宝石のように実る秘密の場所へ

お互いをさらっていくことは
君に何か言おうと笑ってみても
なにもできずに
僕ら、気づかっていても 
たがいの距離が量りきれない

遠く、目に見えぬ明日 
不安だらけで少し苦しい
この夜を飛び越えて君に
会いに行け ....
『魚は哀しい時、泪を流すのかしら』

 瞼の無いものに 泣け、だなんて


 君は酷だね



 海水に溶けた泪を、

 掬ってやる勇気が君に あるとでも?





 ....
突き刺さった無数の棘は
次の日の夕暮れになっても
ジンジンと鈍い熱と痛みを

人に刃を突き立てた後悔
人から刃を突き立てられた屈辱

そんなの昨日のうちにさっさと
キレイさっぱり忘れて ....
さがしものをしているんです。


声をかけたのは
いつもベットに腰かけているはずの
小さなくまのぬいぐるみ。
話を聞くと
ひつじやぞうのぬいぐるみをかきわけ
布団の隅々
た ....
「嘘だよ」
の言葉が届かなくて
ホントウになった

愚かな問いが
誤った問いを生み
勘違いの答えが出た

なんて簡単な方程式

嘘×嘘=本当

きっとお互い本気じゃなかったのに ....
?.
Good morning。もう いまは 16:32でそろそろBerry barに行く用意をしなきゃいけないころだけど、
なんだかきゅうに君になにかかかなきゃいけないような気もちがおこったので ....
季節にはまるで関係のない温度に
振り回されていた僕は

全てを吐き出せる場所を
作ることにした


それは近所のスーパー「オオゼキ」の店先に
特価980円で売っていた

 ....
あんまり強い陽射しだから

「白いところ」と「白いところ」の間を選んで

アツクならないように

そうっと歩くんだ



ぼくの思考回路上

暑くても息を荒くするのは
 ....
 帰宅ラッシュの車両
 油っぽい空気の中
 違う体が欲しいって思う

 座席には
 よれよれの背広に
 薄くなった頭を並べて
 眉間にしわを寄せて目をつぶっている
 サラリーマン達 ....
ことはさんの未詩・独白おすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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さがしもの- もろ未詩・独白605-12-11
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どくはくめいたラブとレター- あまくち ...未詩・独白1*05-10-24
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ねこのためいき- 銀猫未詩・独白8*05-8-1
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