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空をあおいだとき
こころはすでに羽ばたいている
青空に溶け
どこまでも広がる未来を抱えて
翼をもたない、にんげんも
ピアノバーで
その男は
いまでも
ピアノを弾いているらしい
アップライトピアノが
備えつけられている
小さなバーで
*
夕焼けが
川のどこかに隠れていると
聞いたのは
....
シーラカンスてことばが
とつぜんうかんできて
ああ、だからなんだ、と
まいにち せなかだけをみつめつづけてしまうあのこに
ふれあうことをしないのは
わたしが 化石のまま生き続けているからです ....
ちびたいろえんぴつのしんを
なめながら
おえかきをするこどもがいた
あたらしいいろえんぴつ
かってあげると
ぶんぼうぐやへさそっても
ぎゅっとそのこは
えんぴつをにぎりしめたまま ....
美しい木は
幾百年ものあいだ
その土地に立ち続けている
カナリアたちが
愛したその木は
誰もいったことがない場所
誰もがいったことがある場所に
根をおろしている
朝の光でくちば ....
毎朝一缶のお酒を買う
ちいねえちゃんのことを思いながら
それを飲む
僕は頭のなかにいる人達を整列させる
たいていは 小さな羽アリに変身していて
ほとんどぼやけて見 ....
「月が明るい夜は
外に出てはいけない
みどりのコートを着たコドモが
生まれる時間だから」
そう聞かされていた
街のはずれの丘は
建設工事が中止になって ....
あんな これ かあさんの べにやねん
ところどころはえかけの ふぞろいのは
にかっと みせて
おろしたてのきものをき
しょうじょが みつおりついて ごあいさつ
しゃしんでしか
しらなか ....
まどろむ海月さんのminaさんおすすめリスト
(8)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空の階段
-
mina
携帯写真+ ...
6
06-9-4
夕焼けが眠る川
-
mina
自由詩
2
06-5-6
シーラカンス
-
mina
未詩・独白
5*
06-3-17
はんげつのぼく
-
mina
未詩・独白
4
06-2-15
美しい木
-
mina
未詩・独白
5
06-2-5
ちいねえちゃんと羽
-
mina
自由詩
4
06-1-8
みどりのコートを着たコドモ
-
mina
自由詩
9
06-1-5
あたらしいとし
-
mina
自由詩
3
06-1-2
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