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実のつらなりが
水に映る
逆さになり
雨が来る


遠くと近くの震えが混ざり
小さな 音だけの雨となり
曇へ降る虹
曇から降る虹を見つめる


指のかたちの熱が ....
星の虹が
路を馳せる
無と刹那
指と指の差


曇は飛び去り
岩は残る
暮れの雨の手
無数に押す手


夜が夜になるときの
色とにおいの減り具合
音 ....
夜のなかの 鳥と楽譜
路地の壁に またたく音
ひとつとふたつを
くりかえす白


氷のはざまが
碧で居る
あともどりできない
くちづけをする


かさぶ ....
唯浮さんの木立 悟さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜と辺- 木立 悟自由詩1410-9-29
夜やまぬ夜- 木立 悟自由詩510-9-3
夜羽行- 木立 悟自由詩310-8-21

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