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「捧げる詩集」(1995年・緑鯨社)には、1988年から1990年にわたって個人誌「風羅坊」に発表した作品を収めた。個人誌といっても、B4用紙に短い詩を毎号6〜8篇コピーして読んでほしい人に見境もな ....
ぼくはさむ風を知っている
ほどよくちぢこまる肉体が ....
また春がきたね
「のどかに愛し
愛して死のう」
と囁くたびに
あなたも歳をとり
ぼくも
樹木の内側に広がる空洞のように惚けて
なみだいっぱい流したことも
愛されたことも
みんな忘れ ....
きみにとってぼくがそうであったように
ぼくらにひとつの指針が ....
天城峠の牧場で
猪たちのけなげな芸をみた
観光バスに乗りあわせた貴婦人たち
厚ぼったい化粧をしたのやら
寒くもないのに毛皮をはおったのやら
やたらに貴金属を装着したのやらが
少女のような歓 ....
産婦人科から出てきたみえこが
あっけらかんと言った
「二ヶ月のなかばだって」 ....
山内緋呂子さんのよねたみつひろさんおすすめリスト
(6)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あとがき
-
よねたみ ...
自由詩
13
04-2-4
ぼくはさむ風を知っている
-
よねたみ ...
自由詩
6
04-2-1
また春がきたね
-
よねたみ ...
自由詩
6*
04-1-29
きみにとってぼくがそうであったように
-
よねたみ ...
自由詩
12
04-1-23
天城峠の牧場で
-
よねたみ ...
自由詩
4
04-1-19
産婦人科から出てきたみえこが
-
よねたみ ...
自由詩
15
04-1-19
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