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真昼の公園で木漏れ陽を浴びて 
癒える筈のない悲しみのことを考えていた 
ときおり吹き抜ける風はすこし熱を帯びて
客待ち顔のアイスクリーム売りの老婆の 
麦藁帽子を踊るように撫でてゆく 
 ....
ねぇ見て 不思議よね
こんなにちっちゃいのに
ちゃんと爪もあるのよ と
満ち足りた母親の顔で彼女は
小さなこぶしをを開いて見せる

アキアカネが飛び交う夕暮れに
生まれたから 茜
はい ....
ゆみさんの落合朱美さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏至点- 落合朱美自由詩37*06-6-8
アキアカネ- 落合朱美自由詩48+*05-9-17

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