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夏休みになると自転車で旅に出る男の子たちがうらやましかった。
大きな国道沿いの集合住宅から、蝉のぬけがらを轢いて、
日差しに溶けないように黒くなる細っこい脚の駆け出す
立ちこぎの夏を横目に ....
くたびれた頭を枕にあずけて
今日をほどいていく
僕の一日の終わりに
ながれはじめるイメージはいつも同じ
恋しいひとの部屋までの家路
急な坂の上、五階の角の窓、
高みに近づいて行 ....
むらさきさんの河野宏子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
国道- 河野宏子自由詩15+06-7-12
ヒア・ゼア・アンド・エブリウェア- 河野宏子自由詩10+06-4-9

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