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投影される星宿は
ただまばゆく
木漏れたように
天蓋にはりつき
記憶の中で見失った
街あかり

偽りの夜空のように
星の並びを過去に
たどれるならば
雪の降りしきる
プラネタリウ ....
真夜中の病室は
眠らぬ夜が吹き溜まり
ベッドを仕切るカーテンの網目から
そっと闇を窺っている


自由をいつか昔に失った体躯は
ケミカルなチューブの血管や食道が
もはや自らの一部と ....
バイバイ
言い放つ
ニッコリ笑って
鏡の前
コメカミ


君を忘れる為に
バーン
穴を空ける
そうじをしようと
思い立ち
先ず
掃除機を
そうじ した
余がルクセンブルグのハイデルカイアットホテルに滞在の折り
夜の列車が汽笛を鳴らしてコーマ駅を出発するのが聞こえた
ホテルの二階 赤茶けた電話機に接続すると
余はコンピュータースクリーンにコード ....
わたしの空より
青い青いその先に
あなたの見ている空がある


夏から二ヵ月毎のカレンダーを剥がして
こころの奥まで秋が染みた日


それぞれの手に触れる温もりは
少し哀しい距離感 ....
テレビに釘付けになった
パジャマ姿の君
膝の上にはライオンの子どもを乗せて

今夜登場のビーバー君達は偉いな
助け合って巣をつくり
北米の森を豊かにしているのだから

でもライオンは野 ....
僕はスプートニク2号
地球初
気密室を搭載した
宇宙船


まもなく
僕は
他の兄弟と同じように

宇宙の塵となる
鉄の塊


その日
僕の部屋に来たのは
いつ ....
「ねこの手」


ねこの手も借りたいような
忙しいとき

君はさりげなく
手伝ってくれるけれど

君の手が小さく動くたび
僕は何もできなくなってしまう


  *


 ....
出会い 別れ
別れ 出会い
出会う 別れる
別れる 出会う
出会って 別れて
別れて 出会って
出会いが 別れへ
別れが 出会いへ

出会いに 別れて
別れに 出会う
出会いと  ....
ちかごろ 私の 目が わるくて

あなたの 像を 上手に 結べないのです


十月の だんだん乾いてゆく 空気のせいで

あなたの 声まで 遠ざかってしまいます



今 ここに ....
今日は にくだんごを 見にいった

友達が にくだんごを うんだのさ
それは麗しき にくだんご

にくだんごの 表情は 毎日変わる
気張ってみたり 眠ってみたり ばたばた動く

にくだ ....
告白します。
ぼくは詩の書けない詩人なんです。

歌わず
炎の中の薔薇のように燃えもせず
気の抜けたペリエのような者に過ぎません

涙でいっぱいになった空から
雫が落ちてくるのを見なが ....
音の無い雨に くるまれて 

溶けていきます


揺るぎようの無い 

あなた と わたし


揺るぎようのある世界に 

流れるように 溶けてゆきます




もう ....
まーぶるは いつも わらっている コッチヲ みて わらっている 。 姉ちゃん あいしてくれて ありがとうって こっちを みて わらっている 姉ちゃん 最後に お前を だけなかったね 。 そばに いたん .... 救急車が来ない。

だから、
ないてみた。

ぴぃーぽー。
ぴぃーぽぉー。

ぴぃーぽー。
ぴぃーぽぉー。

救急車は来ない。

周りには、
こんな ....
秋桜揺れる 
秋揺れて
風の彼岸を見渡せば
時の遥かに思い出揺れて



塩辛い川面に光注げば
懐かしく
哀しく
かの人は手を振る



道を分かちて
生きた君
人のか ....
 
 朝おきて、虚脱感に襲われていた
 恋人と別れる夢を見たせいだ 

 恋人の飼ってる犬が この世を去った
 僕は北窓の薄暗い部屋に住んでいる

 仕事をする気になれず貯金も使い果たし ....
「今夜はうどんよーー!!準備はいいかーい?」
「いぇーーい!!」

うぴっぴぴっ、うぴっぴぴっ、ぴぴっぴ、ぴぴっぴ、ぴーーー、どんどん

うどんど どんどん どんどん どどんど
うどんど  ....
虹を渡すのは、雨の純真であるように

雨を放すのは、空の配慮であるように

空を廻すのは、星の熱情であるように


やさしき担いごとは満ちています



あなたを求めるわたし ....
越前海月 VS 越前蟹

そもそも彼らに戦う気など、ないだろう。

…でも、仮に、もし仮に、戦ったとしたら、


べしゃ。

じゃきーん。


互角かも。


さらに合体 ....
パコパコと言う
それは変の支柱
何故
ならば刃先の出すぎた折れ
ラガ積み上げた運 
ページの階段に 
キーンと宙を舞い
クルクル
落ちる 光る
フォークリフトの爪が ....
最終バスは一番後ろの席に座るのです
何となくそれが習性になっているのは
そこからは町の様子がよく見渡せるからです

蒼い街灯の下でたたずんでいる
停車場の表示を運転手は調子よく
鼻歌まじり ....
飛び込み台の上に立つ女
もちろん服は着ている

回送の飛行船が夕方のまぶたをなぞれば
陽は瞑ってシジミ売り屋が喘ぐ

学生は皆帰ってしまって
校庭には
スクールバンド部のトランペットと ....
目を閉じてもつづく光のかたち
夜を甘く噛むかたち
傷が傷を呼ぶかたち
ふたつの音がすれちがい
ひとつの声になるかたち


蒼にそよぐ蒼のしじま
ざらざらとつづく明るい道 ....
モノを置かないでください
と張り紙のあるところに
モノを置いた

そんな些細なことがきっかけで
そんな些細なことの積み重ねだったのだろう

「いつもの」
そう修飾された朝は
あっ ....
強い信念があれば
幼子の指一本で
巨人を倒すことも出来る
二機の飛行機が
大国の象徴を滅ぼしたように

しかしその信念は歪んでいたために
多くの生命を無駄に奪い
 ....
古い雲の向こうには

面影が ひとつ 笑っていて

見えないのだけれども

残っている断片が

さらさらと流れていくように

交わっていくのだね



記憶
 ....
火の粉は

陽の寝そべる雪原に降りそそぎ

炎に弾ける冬毛の音が

なにもない空を跳ねてゆく

うさぎは

しおれた耳の先を焦がす

遠い朝に添えられた指先を

食んでいた ....
金の波間に
言葉と音が浮き沈み
混じることなく重なりつづけ
打ち寄せては打ち寄せてはうたになる


飴色の鉄が道を分け
しなるかたちを鳥はなぞる
あつさ あたたかさ
 ....
仲本いすらさんの自由詩おすすめリスト(159)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いつわりの夜空に- たりぽん ...自由詩7+05-11-1
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バイバイ- 自由詩105-10-22
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ラブレター- 銀猫自由詩16*05-10-20
ライオンの情操教育- けんご自由詩505-10-19
スプートニクの泣いた話- 蒸発王自由詩905-10-15
ねこねこねこねこ(ねこの詩よっちゅ+α)- ベンジャ ...自由詩4*05-10-14
逢原- FUBAR自由詩1*05-10-10
こころが溶け込むとき- アザラシ ...自由詩3*05-10-10
にくだんご- アザラシ ...自由詩3*05-10-4
詩人- けんご自由詩1405-10-3
残された時間の確認- アザラシ ...自由詩6*05-9-27
まーぶるは_。_- すぬかん ...自由詩205-9-26
「_ぴぃーぽぉー。_」- PULL.自由詩13*05-9-25
川のほとりで- 銀猫自由詩11*05-9-24
弱音を聞いてください- 炭本 樹 ...自由詩9*05-9-24
udon_de_samba- アザラシ ...自由詩4*05-9-22
連環- 千波 一 ...自由詩21*05-9-20
諦めざるをえないご時世- アザラシ ...自由詩11*05-9-19
藍のクライ- チQ自由詩205-9-19
最終バスの途中- たりぽん ...自由詩12*05-9-18
放課後人ら- 人間自由詩505-9-17
夜とまぶしさ- 木立 悟自由詩805-9-17
修飾されない朝- たもつ自由詩4105-9-15
2001.9.11〜あれから〜- 落合朱美自由詩15*05-9-11
9月3日- はらだよ ...自由詩205-9-3
燃えるうさぎ- 相馬四弦自由詩5*05-9-2
はなてうた- 木立 悟自由詩305-9-2

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