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夕影に マーブル ひとり ぽつんと おり

よろこびも いまは かなしき まーぶるの コスモスの なかに いた ひを おもう


ねーちゃんは よめに いくよと 弟に 告げし 君の 目 みた ....
五線譜のうえにおんぷを並べるがごとくに短歌を作り

ウインドウズ98がデジタルならわたしのあたまはアナログ変換

太古より続くくらしを思うときいまのくらしが静かにみえて

日本語のもりに迷 ....
なにもかもなくしたようで
ちゃんといま 何かが遺っているような 夕暮れ

 
母の手をじっと握りて 
その手に 哀しみ 歓び 来たりては 幾とせ  


まだうまれているはずのない
 ....
ぼくを やみから いざなうこえは しせりし いもうとおとうと の こえ


八月 八日 は いもうとのたんじょうび 五月 四日はおとうと の たんじょうび


おとうと が なくなりせしと ....
吾はなにいいたきこととてさらになし
 ただ世の中にもの申したし

桜色 に染まゆる来いを 
 まちたれば 吾に人生の戸惑いはなし。

虎十の公園林などおもゆれば
 さきゆけラッパとなえよ ....
雨よ吹け雨よどんどんふいていけ
 むかしのことなどわすれてしまえ 


医師がいいしやさしきことのかずかずも
わたしはおぼえていますよドクター


けっきょくはめぐまれている ....
わがままなあめにふかれてわがはるの
すこし散りにしさくらをおもう。


わが心のじゆうを奪いし医者ナレド
わたしせんせいになにもできなかった


わがままなはるをおもえどそのさきに ....
宇宙では人は一人と気づくはず 濃い闇のなか手もつなげずに

幾千の星ひとつずつ消えゆくをともに見ようか願いなどせず

音楽が鳴り止んだから席を立つ 椅子取りゲームは不参加の君

リモコンで ....
冬が来る予感してきたこの時期は年中行事か熱をだす吾

“この風邪が君に{ルビ感染=うつ}りませんように”お願いだからはやく帰って

突っ伏して私にすがり眠る君よくあるドラマのワンシーンだね
 ....
もう何も信じられない気がしてる天気予報も君の涙も

貼り紙でボーカル以外を募集して出来たバンドが オリコン誌にて

ジャックしたジャンボジェットで東へと最新型の夜明けを買いに

家庭科の美 ....
リードギター 弦を歯で切る 指で切る ベースも真似して 切れずに泣いた


おまいらの 心の琴線に 触れるだとぉ 冗談じゃねー ぶち切ってやる


たましーが あればなんでも ロックだ ....
水槽に知らない虫が湧いているそれはそれとして夏は過ぎゆく

六甲のおいしい水を買い占めてもうすぐ君は火星に帰る

部屋中の精密機器は引き出しへ理工学部の多田君が来る

雨上がり気付かず傘を ....
我が背子は まだ 嬰児 なるらしも 
 
 その目を とじて ひたすらに ねる              

        






  


  
風呂上りの一杯がうまいと言った父は二度と出てこなかった


キリンが大量発生した日は知らないものに名前を書いてた


「呆気なく過ぎ去っていく春」と落書きされた犬が可哀想に

 ....
魂のやさしさなんてたてがみの獣の飢えにひきちぎられろ
その底のやさしさひとつひっそりと夕陽のなかの草に宿れる
きりきりと秋の深夜の草むらのなかにいっこの電池は鳴れり
留守電に君の英語のうつく ....
ゆふぐれに君とふたりで春の墓地ここでひととき幽霊しようか


「五千年前の約束忘れたの?」花火しながら妹が問ふ


昆虫がふたりの為の出会いなど知らづに運ぶ花粉かな


警報機こわし ....
炭本 樹宏さんの短歌おすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まーぶる_いまは_かなしき- すぬかん ...短歌206-1-29
現代詩_フォーラム_森り。_________________ ...- すぬかん ...短歌105-11-26
_『新国_にっぽん_。』__- すぬかん ...短歌105-11-22
ぼくを_たましい_。- すぬかん ...短歌305-11-21
アカリ_。___- すぬかん ...短歌105-11-12
雨よ_吹け__- すぬかん ...短歌205-11-11
母_雨_医師_。______- すぬかん ...短歌105-11-11
【短歌祭参加作品】星の音- 一代 歩短歌8*05-10-29
37.8℃- 一代 歩短歌6*05-10-22
ワールドワイド・ラヴ- シアン短歌505-10-10
重金属短歌- クリ短歌6*05-9-16
フラクタルとベクトルの相互不可侵性- シアン短歌1505-9-10
嬰児_- すぬかん ...短歌305-8-27
ファミリー- バカ男短歌11*05-4-5
魂のやさしさ- 天野茂典短歌304-9-26
廃失者- 本木はじ ...短歌2604-5-24

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