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例えば。
茹だるような青が
私たちを押し潰した夏に
もしも、一握りの白があったとして
それは
冬たる物になるだろうか?
アスファルトに溶け ....
・三日前の話
私が
指先のみの力で
空を切ったとき
その軌跡は
柔らかなひかりになって
木漏れ日の影の部分を
踏んで行きました
....
僕の右手が
何度も触れようとした、空の隅っこは
夕凪に吹かれて
いつも少しだけめくれていたのを
僕は、微かに覚えている。
その話を
黙って聞いていた君が
急に、眠りにつくだな ....
一人ぼっちで
影を踏んで遊んだ、帰り道
空は何者かに犯されて
真っ赤に燃えていたことを
それだけを、ただ
覚えている
無垢な手のひらを伸ばした
見知らぬ稚児の瞳には
あれは、鮮や ....
手を引いて
歩く指先は、きっと
温かかったような
そんな気が
している
お母さん、と
間違えて呼んだ私の
頭を撫でては
大丈夫と
微笑んでいたから
髪を結う仕草の ....
夜が空を包み
七色に光る
願いの帯たちが
星の間を縫って
空へと羽ばたいていく頃
遥か空の上では
一年分の時を越えて
会瀬を交わす者たちが
確かめ合うかのように
抱き合っている ....
指先だけで、そっと
窓を開いてみる
隔てていた向こう側には
空の海があり
紙飛行機を飛ばす
誰宛てとかではなく
紙飛行機を飛ばす
そこに、意味なんてない
ここは海だろ ....
士狼(銀)さんの山中 烏流さんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
家族
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山中 烏 ...
自由詩
8*
08-7-18
遺書
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山中 烏 ...
自由詩
15*
08-4-14
夕凪ノスタルジア
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山中 烏 ...
自由詩
7*
07-10-8
ゆふぐれ
-
山中 烏 ...
自由詩
6
07-10-1
人形
-
山中 烏 ...
自由詩
15*
07-7-24
七夕
-
山中 烏 ...
自由詩
9*
07-7-7
創書日和「窓」__そらうみ
-
山中 烏 ...
自由詩
32*
07-6-22
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