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東京の空に雪が止まって
カサリ カサリ
ファルトを染める
家路を急ぐ群衆にまぎれては
いつもの景色がよけいに悲しくて
変わらない信号とか
不満がよく似ていた
体と相反して
焦りが加速度を感じ ....
理由とか
言い訳とかで
きっと空は窮屈なんだ
自由とか
愛だとか
きっと雨であふれてるんだ
別れとか
嘘だとか
羽が痛いに違いない
憂鬱鳥の
青 ....
幸せが虹のようにわかりやすいモノだったら
どんなにいいだろうか
世の中の幸せは
どれもわかりづらくて
お金とか
愛とか
永遠とか
ありきたりなモノしか見えなかった
ホントの幸せ ....
僕は鳴き方を忘れた鳥になった
泣き方も忘れて
涙は溜るばかりで
気づけば青くなっていて
水溜まりに落ちた
悲しみの中に落ちようと
何かがどうもたりなくて
涙は決して出てこない
....