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空のいろには 届くはずもなく
だからこそ
仕方のないほどに
空のいろを 
瞳に宿しながら
きりんは ゆっくり緑を{ルビ咀嚼=そしゃく}している

その
長い長い首の得る高さは
 ....
いつものように
午後をあらいながら
うつむき加減に 軽く
雲行きを確かめる
それもまた いつもの事だけれど
その
始まりの日を憶えていない


寒暖の差を道として 風は渡る
よ ....
嘘つきだった君を剥がしてあげよう


昼間のシャツは
白すぎたんじゃないか
夕飯のサラダは
潔すぎたんじゃないか

嘘つきだった君を剥がしてあげよう



すべてを明け渡し ....
かやさんの千波 一也さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
きりん- 千波 一 ...自由詩13*06-6-23
ネイビー・ストーン- 千波 一 ...自由詩16*06-6-21
彫刻家の夜- 千波 一 ...自由詩16+*05-11-20

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