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春風よわたしは山に籠もります春の匂いを極めてきます
砂塵舞ふ 濡れし視界をみぎひだり桜ぞ桜のままに毀るる
月面を宙返りせしあの影は二月生まれのナルシストなり
....
夕暮れに街灯の間を渡りゆく涙を隠す帰り道、雨
濡れたこぶしをほありと包むきみの手よ「ぐうとぱーではあたしの勝ちよ」
包まれて犬の気持ちを知る夕 西窓からは突然の ....
とりたちが入場ゲートを飛び去って動物園に歌の雨が降る
もの言わぬ悠々としたたたずまい有象無象も鼻がながーい
生まれつきおしりの赤いきみにでも青い春などあったのだろう ....
はりつめて切れそうだから目を閉じてあんまり空気を吸わないでいる
ひとりごと、白くかたまれ歌になれ風に飛ばずにここに留まれ
鍵盤にひとつぶ落ちる(きん、たたーん)か ....
トランプをあまりにも鮮やかにきったから彼は神様にマークされたの
洞窟のくずれる音が聞きたくてそうぞうじょうの空はももいろ
こころない歌がうまれた2秒後に全力失踪してく体 ....
おもしろくなきゃ死んだって構わない神もニーチェも死んだことだし
壊れてもとりあえずそこに置いといて夜中に急に光りだすかも
特撮のキューピー3分クッキング電子レンジが爆発するぜ! ....
霧もやにまかれて朝は訪れる(エンドロールもオチもない夢)
>>ダィァリーつけてるんだぁ(絵文字)ね,見たぃ!?(絵文字)大事な項は山羊にあげましょ(絵文字)(絵文字)
....
廃墟から走りはじめたふたりならねじれの位置をねじまげられる
竹馬を猟銃のように構えれば夕陽がはじけてふたりは紅く
「て、てて、手をつなごう」って言ったら僕の手を両方つかんだきみが大好き
....
偽物のような朝日に照らされてスローモーションで抜けおちる髪
みずたちは迷路に惑わず進みゆく辿りつくもの溢れでるもの
窓越しに電線のたるむ一点を凝視する裸婦をデッサンするきみ
....
星たちを耳に手首にぶらさげて羨望の矢をへし折る少女
「牛乳をスプリンクラーで噴射して虹がでるのを待ってるの。あ」
「おつかれさま。今度はあたしと遊ぼーね」蝶は埋められ、そして天へと ....
「海まではあと2時間はかかるからスイッチをぜんぶOFFにしとくの」
扇風機だせば宇宙人がやってくる黒いかみのけ黄色いはだの
温泉は自宅の風呂とは違うからはだかの歌は真夏の空へ
....
{引用=題なんて散漫すぎてつけられぬ
三十一文字の宇宙へ捧ぐ}
レプリカのゲルニカを敷きつめた部屋で健やかに生き呼吸している
....
話してごらん積み上げたその悩み、5連鎖するよ、ほら、ば〜よえ〜ん
手をつなぐふたりの影よ 鍵をかけ忘れた夏に帽子は空へ
「雨の中キスをするより恥ずかしい。株式投資はじめるなんて」
....
俺は決してヒーローじゃないから君を胃腸炎から救えやしない
「幻聴もあなたの音楽そうだよね。だから信じていいんじゃないかな」
「もうこれは切り離すしかないですね」競馬が趣味の医者 ....
初夢がふすまを隔てて乱されて一月宴は始まったばかり
夕方と夜の結び目を削ぐ月が野犬の声にゆらめく二月
三月にあまた破線を描きだす雨よぼくらを引き離さないで
新天地 桜が咲いて綺麗 ....
ソマリさんのたたたろろろろさんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
【短歌祭参加作品】えいえんに春は
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たたたろ ...
短歌
6
07-5-17
早春に雨
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たたたろ ...
短歌
5*
07-2-25
動物園に歌の雨が降る
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たたたろ ...
短歌
9*
07-2-23
【短歌祭】きん、たたーん
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たたたろ ...
短歌
11*
06-12-17
うたいてR
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たたたろ ...
短歌
10*
06-12-4
全力失踪
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たたたろ ...
短歌
11+*
06-12-4
喧騒スクランブル交差点
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たたたろ ...
短歌
8*
06-11-10
ふたりごと
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たたたろ ...
短歌
12*
06-10-11
Scenes
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たたたろ ...
短歌
8*
06-8-14
少女の域
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たたたろ ...
短歌
9*
06-7-16
【短歌祭参加作品】愛のない慈悲なんていらねえよ、夏
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たたたろ ...
短歌
8*
06-7-9
三十一文字の宇宙へ捧ぐ
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たたたろ ...
短歌
8*
06-6-30
薄めて出すしかないのだろうか
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たたたろ ...
短歌
8*
06-6-17
組曲
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たたたろ ...
短歌
6*
06-6-16
一年を13分割する(勝手に)
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たたたろ ...
短歌
6+*
06-6-11
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