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色の名前を忘れていく
最初に忘れたのは
花の色を真昼の
それにする太陽
そして、ものまねの月

雨の色を忘れていく
濡れるものとそうでないもの
雲の内側では透明の
感傷にも似た
匂　.... 農家の母屋を改造した学生下宿が
家賃一万円の住処だった
わたしは床の間のある客間の六畳
一二畳の居間には親友が
離れの六畳には先輩が
隣の六畳と四畳半には後輩が
それぞれ巣くっていた

　.... みんな、おいらたちを忘れてるだろ〜

でも、律義な性格だからバッチリエナジー送るよ！

保存はWindows：右クリックして保存　Mac：コントロールキー＋クリックだ！ 影を切り絵にする
凍てつく月夜


わたしの秘めた暗闇を
湿った地面に縫い付ける


月をみたか


わたしには

眩しすぎる 腐った葡萄を投げ捨てろ

国道あたりに投げ捨てろ

トラックの車輪ではじけて

アスファルトに染みこんで

どす黒くかたまってやがる

（ああ、デラウエア・巨峰・ピオーネ！）

　....

ソマリさんのたりぽん（大理　奔）さんおすすめリスト（5）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
桜、わすれていく	- たりぽん ...	自由詩	25*	07-3-3
二台の洗濯機における青春の一考察	- たりぽん ...	自由詩	37+*	06-2-23
夏のエナジー送りたい！	- たりぽん ...	携帯写真＋ ...	8*	05-11-15
月を見たか	- たりぽん ...	携帯写真＋ ...	15*	05-10-18
投げ捨てろ！	- たりぽん ...	自由詩	9*	05-9-16

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