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僕は電車では座らない
前から三両目
気に入らない発射の音楽を聞きながら
乗り込み外を見る
最後に乗るのが好きなのだ
外を見たいから
僕は電車では座らない
走り出す電車の縦長の ....
つぶやいた名が深く響く
空は{ルビ鈍色=にびいろ}をして時を孕む
いらっしゃい必然的本体
欲する無欲が降ってくる
浴びる黒髪
月光のもとの
涙する獣道で
懐かしく鋭い爪が轟く
....
あの頃、君に告げられなかったことを今
***
ねぇ、君
冷やし中華を誰よりも早く始めたいの、とはりきる君の姿が僕は好きだったんだ
ねぇ、君
扇風機の首フリに合わ ....