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ある時世界は小さく頷いて
私の肩に優しさを呼ぶ
私は水の中でユメを見ていた頃のように
水の外で地べたに頬を添わせていた時のように
優しさの幽かな震えに私を預ける
しかし気が付けばいつ ....
かなしみたちがあつまって
ぼくのまわりをぐるぐるまわる
ぼくはなるべくとおくをみて
だけどこきゅうがあさくなる
よろこびたちがあつまって
ぼくのたましいをふくらませる
....
声を聴いていたんだよ
冷たい手足を
投げ出して
ランプが震えても
時計が途切れても
夢と踊っていたんだよ
大きな影を
いっぱいに
まばたきを忘れても
ノッ ....