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何もない空から雨が
そんなふうに

あなたの存在が
私のこころを濡らすから

見上げても
どこにもいない
雲の
かけらも

だけど

私にだけ感じる声で
 ....
あなたに逢う前に
私はおまじない

今度は
おぼれませんように

こころに
青いウェットスーツ
ジッパーの

代わりにくちびる
きゅっと
結んで


あ ....
ともだちが多いほど
幸せなことなんだって
そんなふうに信じてた
ときもあったけど

誰かを一心に
想いつづけて
生きていくほうが
もっと幸せ

そんなふうに信じてた ....
のど笛を噛み切ると
人は
ひゅう、と啼くのだそうだ

だから 
のど笛

無防備ということは
だから
セーターを脱ぐことじゃ
なく

それを
あなたにゆだねてしまう


 ....
じりじりと日焼けのように
あなたを追いつめた。

だからあなたは離れていった。
今ならわかるけど。

わかることと恋とは違う。
 
 
 
ひとだまは
リンが燃えるのだと
いう

底冷えのする
ステンレスのテーブルに
あなたは
白いかけらになった

リン酸カルシウムの特徴は
白くて 脆い

その白さは
小さな
 ....
最近。
エレベーターで夜遅くに帰ってくると、エレベーターが1階にまで来てることがある。へーこんな夜中でも出かける人いるんだなあ、自分みたいに、とか思ってたけど、ちょっと違うかも。帰宅した人が、エレベ ....
枯葉を踏むように
ことばを

かさかさと
私たちの記憶の下で
何かが
くだけ散っていく

それは
再生への営みと
私たちは知っている

枯葉を
振り向いたりしないのは
そん ....
人になった人魚は毎夜
海を見て泣くという

そうだろうか

脱ぎ捨てた過去には
もう2度と
袖を通すことはない

どんなに
やさしくあろうとも

もしも
私が人魚な ....
恋のうたを私はうたう

恋には
希望があるからだ
もちろん
裏切りも
いさかいも
絶望だってある

だけど
傷つくのは
私とあなたで

その宇宙は
誰にもわたさない

 ....
とげとげした気分になったのでとげとげした作品を書く。はりねずみロケット発射!である。よわよわなので半径50センチしか飛びません。自分にふりかからないように注意して発射である。はりねずみのおなかのような .... 価値あるものは
ウェブに流さないように


あなたは
哀れむように
わたしに告げた

わたしの
つむいだ言の葉は
みんな
元気でいてくれますか

それと ....
「お前がここまで疲れているのは仕事で疲れているからなのだ仕事がきついからそうなるのだお前の為にそう言っているお前の身体を心配しているからそういっているのだ仕事を続けるのはお前のワガママでお前の好き放題 .... 折れ曲がったあなたの身体を
まっすぐにするのが
私の仕事

あなたは

あなたの意志を持たない
あなたの影になってしまった

その瞬間
私たちは知ることになる
私たちが
実体と ....
「マンダリン奏者(1)」

  フロリダな笑顔で
  指を震わせる
  琴線って
  小指が触れるとこらしい



「マンダリン奏者(2)」

  今日は
  マリンバと一騎討 ....
あなたに雨がふればいい
ブラウスが

やわらかく貼りついて
疎ましく思えばいい


あなたに雨がふればいい
ことばが
あなたを脱げばいい


小さな偶然を
言 ....
ほんとうに伝えたいことは
そんなにないのかもしれないね

ほんとうに好きだったかどうか
思い出せないのと おなじで
 
 
 
紫の灯りめがけて飛ぶ虫を 笑うあなたと笑えない吾と

 
そんな字がやさしさにだって欲しかった 高圧電流さわるな注意


君はいう 川面に映る街は幻 私はつぶやく 恋もいっしょだ
 
 ....
ぼくらのまちにほりえもんがやってきたよ。
いろんな冒険と計算を乗せて。
勝つためにやってくるんじゃなくて利用するためにやってくる。
それをわかってて加勢するやつ。
つまらない中傷でつぶ ....
反すうする

ある種の
草食動物は

記憶をいつも
もぐもぐ やってる

本人は
けっこう やめたいのだが
回りからは
案外
幸せに見えるらしい

あく ....
休日をうだうだとねっころがって過ごす
時々
素足をぺとーっと
重ねて

あなたがうるさそうに
足をはらう
ので

わたしは
ごろごろとベッドの端へ

SOS
SOS
ベッド ....
あのね。
造反議員ということばはなんだかおかしい、と思うのは自分だけ?

決め事に反対するかどうかは個人の判断であって、党に属している以上その決定事項は金科玉条であって邪魔しちゃイヤっていうのは ....
えー
目下のところの目標は
全国縦断ツアーをやりたいです
小さな港町
あるいは政令指定都市
アリーナとはいわないですから
ライブハウスでオッケーですから

まあ
問題は
うたをうた ....
ふと

背中は正中から割れて
わたしはゆるゆると
中から這い出した

新しい皮膚は
まだ少しだけ熱い

背中には
哀しい羽が生えている
わたしは約束の空へ

短さを張り合うよ ....
ヒロシマを忘れるな、と
私はうたわない

ナガサキを思い出せ、と
私はうたわない

アウシュビッツに吹いた風を
私はうたわない

東京のくらい空の波を
私はうたわない

私がう ....
るかさんのuminekoさんおすすめリスト(55)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
何もない空から雨を- umineko自由詩8*05-12-15
wing- umineko自由詩3*05-12-6
ねえ_もう少しで夕焼けだ- umineko自由詩4*05-12-6
のど笛- umineko自由詩5*05-12-2
わかることと恋とは違う。- umineko自由詩3*05-12-1
燭光- umineko自由詩6*05-11-26
エレベーターの向こう側- umineko未詩・独白3*05-11-19
秋ゆき- umineko自由詩8*05-11-15
もしも私が人魚なら- umineko自由詩9+*05-11-6
恋のうたを私はうたう- umineko未詩・独白10*05-10-29
はりねずみロケット- umineko未詩・独白4*05-10-23
価値あるものは- umineko未詩・独白5*05-10-21
君のためシンドローム- umineko自由詩5+*05-10-21
朝に咲く花- umineko自由詩10*05-10-15
けろっと(4)- umineko自由詩4*05-10-8
あなたに雨がふればいい- umineko自由詩12*05-9-19
それでもわたしは歩いていくだろう- umineko自由詩9*05-9-16
電気ナマズの夕暮れ- umineko短歌11*05-8-27
ほりえもんがやってくる- umineko未詩・独白9*05-8-23
あなたの街はここから見えない- umineko自由詩8*05-8-20
国際アナタ救助隊- umineko自由詩5*05-8-18
セミの季節に詩を飛ぼう- umineko散文(批評 ...6*05-8-12
全国縦断ツアーへの抱負- umineko未詩・独白11*05-8-6
蝉の記憶- umineko自由詩13*05-7-28
メロディ- umineko自由詩8*05-7-19

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